派遣の給料日は翌月以降の場合もあり!今すぐお金が欲しい人は要注意

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派遣の仕事を決めるとき、「給料日がいつになるのか」を確認せずに決めてしまう人は意外に多いものです。

派遣の給料は派遣会社の給料日設定に基づいて支払われることになりますが、この派遣の給料日がいつになるかで、給料を実際に受け取るのが翌月以降になってしまう場合もあるのです。

今回は、派遣の給料日の仕組みについて解説していきたいと思います。

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給料日の締め日と支払日に注意

まず、給料日の考え方から見ていきましょう。

給料日には「締め日」、「支払日」が重要なポイントになってきます。

締め日とは何日までの給料を支払いの対象にするか、そして支払日は締め日で締めとされた給料を支払う日のことを言います。

給料は基本1ヶ月単位で計算しますので、もし15日締めの当月25日払いということであれば、例えば10月16日~11月15日の給料を、11月25日に支払うという計算になります。

締め日と支払日については仕事を始める前によく確認しておきましょう。

派遣の給料日は翌月以降?

正社員は当月中に締め日があり、当月中に給料が支払われることが多いです。

例えば、15日締めの当月25日払いだとすると、10月16日~11月15日に働いた分の給料は11月25日に支払われるということになります。

また、少し特殊ですが、月末締めの当月25日払いの場合は、10月分の給料を10月25日に5日分前払いした状態で払ってくれるパターンもあります。このようなかたちは月給制の社員だからこそ成り立つものです。

これに対して、派遣社員やアルバイトは時給制なので、給料日が翌月以降になるパターンが非常に多いのです。

例えば、月末締めの翌月10日払いというパターンの場合です。10月1日~10月31日で働いた時間と時給で計算がされ、11月10日に給料は支払われるようになります。

給料をその月のうちに受け取れると思っていたら給料日は翌月だった…というパターンは非常に多いのです。

遅い給料日に注意しよう

派遣で仕事を選ぶ際には、給料日が何日になるのか、締め日はいつなのかという点も考慮したうえで選んでいきたいところです。

派遣会社ごとに給料日の設定はさまざまなので、仕事をするごとに自分が「この日が給料日だと良い!」と思う別の派遣会社をチョイスしていくのも一つの手でしょう。その意味でも、複数の派遣会社に登録しておいた方が賢明と言えます。

上の例の月末締めの翌月10日払いだと、10月1日が入職日だった場合実際には給料を受け取れるまでに1月以上もの時間がかかることになります。すぐにお金が欲しかった場合は大変ですよね。

月末締めの翌月10日払いならまだ我慢はできるかもしれません。派遣会社によっては、

  • 月末締めの翌月25日払い
  • 月末締めの翌月末払い

このような給料日のパターンも少なくないのです。

もし例えば月末締めの翌月末払いだったとすると、10月1日~10月31日の給料は、翌月の11月30日に振り込まれるという計算になりますよね。これでは1ヶ月どころか2ヶ月も給料を受け取れるまでに時間がかかってしまうというわけです。

もしこの点をよく確認せずに仕事を始めてしまうと、思いがけず生活費の工面で大変な思いをしてしまうことになります。

派遣で仕事を始める際には、なるべくしばらくは貯蓄でやりくりをしていくことを念頭に置きながらお金の計算をしていけると良いですね。

早くお金が欲しいときは週払いや日払いを利用しよう

近年、派遣会社では週払いや日払いの制度を導入しているところがたくさんあります。

実際給料を受け取れるのが2ヶ月近く先になってしまうと、非常に困ってしまう人も多いでしょう。

そんな派遣スタッフの声を受けて始まったのが週払い・日払いの制度ですが、形態としては月払いの支払いサイクルを週払い・日払いに変更するというわけではなく、本来付月ごとに受け取れる給料を、何割か先に前払いしてくれる仕組みの場合が多いです。

そして、週払いや日払いを利用する際にはいくつか条件があります。

支払いは全額ではない

6割~7割くらい、もしくは1日あたり5000円までなど上限が決まっていたり、全額支払ってくれるわけではないことも多いので注意しましょう。

期間限定の場合も

週払い・日払いはずっと利用していけるわけではなく、「最初の2か月間だけ」など、期間が限定されていることも多いです。

先に利用しすぎてしまうと、結局あとでお金が足りなくなってしまうことが多いので、バランスよく使うことが大事です。

手数料がかかる

振込手数料、前払いのシステム利用料などが、1回の振り込みごとにかかる場合もたくさんあります。

この手数料だけで相当なお金がかかってしまうことも多いため、まとめて何日か分を支払ってもらうなどの対応ができれば、そのようにした方が無駄な出費を抑えることができます。

週払い日払いの場合は短期・単発バイトの仕事が多い派遣会社に登録するといいでしょう。

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まとめ

以上のように、派遣の給料日は派遣会社によって異なってくるため、給料日は最初に確認しておきましょう。正社員と同じようにすぐに給料がもらえると勘違いしていると、思いがけずお金が足りなくなって苦労することになる可能性があります。

どうしても給料日までのやりくりが難しい場合は週払い制度などを利用するのもありです。また、自分の希望する給料日に応じて派遣会社を選択するという手段をとっても良いでしょう。

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