少し前から、薬剤師にとって転職がしやすくなった調剤薬局やドラッグストアでも書類審査で落ちるケースも多々あります。
ここでは、そうならないために履歴書の志望動機の書き方やポイントについて、転職のプロであるエージェントに聞いた情報を徹底的に詳しく解説していきます。
この記事を読めば志望動機の質が上がり、履歴書の通過率が上がります。
履歴書の志望動機でお悩みの方は是非参考にしてみてください。
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記事の目次
エージェントがおすすめする理想的な志望動機の組み立て方
まずは理想的な志望動機の組み立て方を、「採用者側目線」を加えながらご紹介していきます。
理想的な志望動機の組み立て方2ステップ
具体的な情報を交えながら、オリジナリティと信頼性のある応募理由を記入する
まずは求人先の企業を応募した理由を記入します。
応募先に興味をもった理由、他社と比較して応募先にしかない特徴・魅力をメインに記入するとよりグッと印象が良くなります。
応募理由を記入の際は次のポイントを意識することが大事です。
- 長く勤務する意思があることをアピールする
- 出来るだけ具体的に記入する
採用者は採用後、「長期的に勤務してくれるか」を1番重要視しています。
最近かかりつけ薬剤師の評価が上がっており、どの薬局もかかりつけ薬剤師を任せられる薬剤師を採用をしたいと思っています。
かかりつけ薬剤師になるためには、最低でも1年以上の勤務が必須になるので、すぐ退職をするような薬剤師は、採用が厳しいです。
また具体的に記入することも大事です。
「貴社で地域の方々の健康へ導ける仕事をしたい」という志望動機だと、求職者が本気で思っているのか、当たり障りのない事を記入しているか区別ができにくいです。
より具体的に、「この地域には一人暮らしの高齢者の患者さんが多い」「高いレベルの医療を提供できる病院が周りに多い」「この地域では医療・介護・福祉が一体となり包括ケアが推し進められている」などと記入することでその人の本気度が伝わりやすくなります。
転職先にどういったメリットをもたらせるかを記入する
次に、転職先にどういったメリットをもたらすことができるかを資格や経験を活かし記入しましょう。
転職先にどういうメリットをもたらせるかを資格や経験を活かす際は次のポイントを意識することが大事です。
- 具体的な資格や経験を根拠にどういった仕事ができてどういうメリットをもたらせるか書くこと
採用側は転職者がどれだけ企業の売り上げに貢献し、どういったメリットがあるかをしっかり伝えることが大事です。
志望動機に説得力を出すには、これまでの経験・実績や保有している資格を証拠としてアピールすることが大事です。
また経験や実績をアピールするためには「○○での△△の経験」のように具体的に記入することも大事です。
採用担当者を「なるほど」と思わせるような志望動機を作成しましょう。
薬剤師の志望動機の書く際に大事な3つのポイント
これらのステップを踏んだ上で、大事なポイントを3つお伝えします。
薬剤師の志望動機を記入する際、自分がこの職場で活躍したいという熱い気持ちをアピールし、ポジティブな印象を与えるように工夫しましょう。
伝えたいポイントだけをまとめ、簡単な文章にすることが大事です。
ここでは志望動機を記入する上で、大事なポイントをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください
薬剤師として働く上での志望動機には、コミュニケーション能力をアピールしていくこと、なぜこの職場を選択したのか伝えること、未来のビジョンについて話すことを頭に置きながら記入しましょう。
薬剤師は人と関わる機会も多く、薬品知識だけではなく相手の求めていることをヒアリングすることも必要になります。それぞれのポイントについて、詳しくご紹介していきます。
コミュニケーション能力をアピールしていく
薬剤師は、医師の処方箋に合わせ患者さんに薬品を出すことが主な仕事になります。
なので、患者さんと直接接する機会も多く、コミュニケーション能力は必須能力になります。
医薬品メーカーで勤務する場合にも、他の部署の方と関わることも多々あります。
そのため、志望動機を記入する際には、自身のコミュニケーション能力の高さも交えながらアピールしましょう。
職場によって異なりますが、小さい子どもからご高齢の方まで、幅広い層の方を相手することがあります。
なので、相手の目線に立って話せることも、薬剤師にとっては大事な能力と言えるでしょう。
さらに、薬を必要としている方は、病気に対して不安な気持ちを持っている方が多いです。
なので安心して薬を使用してもらえるような気遣いや配慮もできることも志望動機に記入すると印象が良くなるでしょう。
ですから、薬剤師は薬品知識だけでなく人柄も大事だと言えます。
何故この職場を選択したのか伝える
薬剤師として勤務する場所は、ひとえに薬局や病院、メーカーなどになりますが、なぜ他の職場でなく、そこを選択したのかも具体的に記入しましょう。
ありきたりな薬剤師の志望動機を記入するだけでは、だったらここではなく他の職場でも良いのではないかと採用担当者が感じてしまうので、志望レベルが低いという印象を与えてしまいます。
職場の売りにしているポイントや、何故他の職場ではなくその場所で勤務したいのかと感じたのかなど、具体的に伝える事が重要です。
なので、職場の雰囲気や長所、他社との違い、大事にしていることなどを事前に分析することが重要になります。
もし、周りにOBやOGが近くにいるのであれば、実際に勤務してみて感じた点等もヒアリングをしてみると良いでしょう。
あとは、実際にあなたが患者さんとして利用してみて、感じたことやエピソードも添えて記入するとなお印象が良くなるのでオススメです。
未来のビジョンについて記入する
この職場で薬剤師として勤務することになったらどういった事をしたいか、どこをゴールに目指していきたいか、具体的な未来のビジョンについて記入することもポイントです。
入社後のゴールを記入することで、仕事に対するポジティブな姿勢を全面的にアピールでき、一生懸命に取り組んでくれると感じてくれます。
「仕事を頑張りたいです」などといった漠然としたイメージでは相手には伝わらないので、なるべく詳しく、事細かに記入するようにしましょう。
薬剤師は国家資格のため、試験突破が大きなゴールになってしまい、その後のキャリアをどうしていきたい、資格取得出来たらどうなりたいのか考える余裕がない人が多数いると言われています。
ただ薬剤師として勤務したいと漠然と伝えるのではなく、どういう薬剤師を目指していきたいか、薬剤師として何をしたいかを明確に記入すると、好印象を与えることが可能になります。
薬剤師が志望動機を記入する際にやってはいけない3つのNG表現
ここからは転職者がやりがちなNGな表現法を3つご紹介します。
この表現法に気を付けて志望動機を記入するようにしましょう。
人間関係が複雑になってしまった
「人間関係が複雑になってしまった」というネガティブな転職理由を記入してしまうことはおすすめできません。
ネガティブな転職理由を記入すると、あなたもトラブルを引き起こす原因があるのではないかと思われ、採用担当者に悪い印象を与えてしまいます。
似たような理由で言うと、「職場が嫌いになった」「職場が遠すぎる」といったネガティブな転職は悪い印象を与えがちなので記入するのはやめましょう。
自己都合の理由を伝える
「給料や各種手当がもらえる」といった勤務条件や待遇面についての事を志望動機に記入はNGです
なぜかというと自己都合ばかりを考え、企業への貢献は二の次と考えている人という評価を受けてしまうからです。
他にも、「趣味と両立が可能な勤務時間が魅力的」といった理由も悪い印象を与えがちなので避けましょう。
レベルアップしたい
「レベルアップ」したいは一見プラスイメージのように捉えられると思われがちですが、裏を返せば仕事に対し、消極的だと取られてしまうため、おすすめできません。
採用者から見ると企業の目的は営利なので、企業に利益をもたらしてくれる人を探しており、消極的な姿勢の人は悪い印象を与えてしまいます。
他にも、「研修内容・福利厚生がしっかりしている」などといった、自身のレベルアップを会社任せに取られる志望動機はやめた方が良いでしょう。
薬剤師の履歴書の書き方で大事なポイント3つ
ここでは薬剤師の履歴書を記入する上で以下の大事なポイントを3つご案内します。
- バランスの整った文字の大きさ
- 文字量は記入欄の8割がベスト
- 薬剤師専門の転職エージェントに添削してもらう
薬剤師履歴書のポイントではマイナス点を取らない事が大事になります
履歴書中での決められたスペースの中での書き方を3つご紹介します。
バランスの整った文字の大きさ
全体的にバランスが整った履歴書は見映えが良く、印象も良くなります。文字の大きさを統一して、斜めにならないよう注意しながら丁寧に記入しましょう。
また、漢字に対し、ひらがなとカタカナは7~8割程の大きさを意識して、漢字とひらがな・カタカナのバランスも意識すると綺麗に整って見えます。
文字の大きさは、読みやすい大きさを意識し、どの年代の方が読める大きさにするよう配慮しましょう。
文字量は記入欄の8割がベスト
文章を記入する欄は、余白が目立つと気持ちが伝わらず、イメージを悪くしてしまう恐れがあります。
また、記入欄をオーバーするほどぎっしり記入した履歴書は、気持ちは伝わるものの、読みにくいだけではなく、ポイントを絞る能力に欠けるイメージを持たれてしまいます。
記入欄の大きさによって変わってきますが、大体スペースの8割を埋めることを意識しましょう。
薬剤師専門の転職エージェントに添削してもらう
どうしても、履歴書書き方に自信が持てない方は、薬剤師専門の転職エージェントの方に添削してもらいましょう。
大手の転職エージェントの方にお願いすれば、履歴書の添削と細かいテクニックを教えてもらえます。
転職エージェントの活用は基本的に無料なので、利用しない手はないといえます。
以上の3つのポイントを意識して履歴書記入をしましょう。
履歴書対策のプロのサポートが受けられる薬剤師転職エージェント5選
ここでは、志望動機をはじめとした、履歴書対策に強いエージェント5つご紹介します。
是非、志望動機で悩んだ際に参考にしてください。
もっと薬剤師の転職に強い転職エージェントを知りたい方は以下の関連記事もぜひご覧ください。
>>薬剤師におすすめの転職サイトランキング
薬剤師の志望動機についてのQ&A
年収を上げるために有効的な志望動機のポイントはありますか?
年収を上げるには企業が求めていることに対し達成することと、遂行できる事をアピールするのが大切です。
例えば、パートタイム従業員が多くいる薬局ではシフトの穴が空いてしまう恐れがあるので、そこの穴埋めをしてくれる薬剤師を求めています。
そうした薬局では「シフトが空きやすい夜の時間に勤務可能です」などと面接でアピールすると、年収を少し高額にしてでも採用したいと思わせることが可能になります。
他にも、店舗が複数ある場合に「複数の店舗で勤務可能です」という柔軟性をアピールすると、企業が欲している人材を理解していることを示すことができます。
育児中なので、長時間勤務が厳しいです。どのように志望動機を記入すればよいですか?
育児中で時間に制限があるお母さん薬剤師は、長期的な目線で志望動機を記入しましょう。
「現在育児中で、長時間勤務することは厳しいですが、子どもを保育園に預けられたらシフトを増やすつもりです」
このように、ある程度時が経ったら、企業に貢献できるという意思を伝え、採用担当者にも良い印象を持ってもらえます。
なので、お母さん薬剤師は長期的目線で志望動機の記入をおすすめします。
まとめ
履歴書の志望動機書き方について、ご紹介してきました。
志望動機の中で「コミュニケーション能力をアピールしていく」「何故この職場を選択したのか伝える」「未来のビジョンについて記入する」この3つを意識して志望動機を記入していきましょう。
もし志望動機の記入で悩んだら、こちらの転職エージェントの活用をおすすめします。
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