当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

CareeRecoは有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-312365派13-315657)の厚生労働大臣許可を受け、株式会社ベクトル(東京証券取引所プライム上場企業)のグループ会社、ビジコネットが運営しています。

CareeRecoは友人・知人におすすめしたい派遣・転職メディア第1位に選ばれました
Check最初に登録すべき転職サイト
◆「リクルートエージェント
業界トップクラスの求人数!地方求人も◎
求人数:634,427件
※2023年3月30日時点
さらに応募書類の添削や面接練習もサポート!
>>公式サイトで詳しく見る

◆「doda
待ってるだけ!スカウトサービスあり
年収査定ツールであなたの想定年収がわかる
「ポスドクから転職したいけど難しいのでは?」「今の現状を変えたい」と思っているポスドクの方も多いのではないでしょうか?

実際にポスドク(ポストドクター)の方は、「任期付き」の非正規雇用で働くという厳しい現状であり、一般企業への転職を考えている方も増えています。

そこでこの記事では、ポスドクの現状と転職のポイントなどをまとめてご紹介します。

記事の後半部分では、ポスドクから転職する人向けのおすすめ転職エージェントもご紹介していますので、是非最後まで御覧ください。

おすすめの転職サイト
doda
1:
doda

公式サイト→

残業20時間未満の求人多数
年収500~1,200万円以上の求人◎
大手・優良企業への転職も!
求人数 約200,000件※2023年3月時点
総合評価 4.9/5.0
リクルートエージェント
2:
リクルートエージェント

公式サイト→

年収・入社日程など条件交渉を代行
国内最大級の求人数を誇る!
求人数 求人数:634,427件
※2023年3月30日時点
総合評価 4.7/5.0
JACリクルートメント
3:
JACリクルートメント

公式サイト→


高収入なハイクラス求人に強い
登録するだけでスカウトがくる
求人数 約12,000件※2024年3月時点
総合評価 4.5/5.0

深刻な「ポスドク問題」とは何か

ポスドクとは「ポストドクター」という博士研究員のことを指します。

博士号を取った後に、大学や研究機関などで一時的な任期制で職についている状態であり、教授になれる可能性も秘めている人材です。

しかし、そんなポスドクの方にとって深刻な問題とされているのが「ポスドク問題」です。

一般的に欧米では、「ポスドク」は正規の研究職や大学教員になる前の研修・トレーニング期間として認識されていますが、日本では「ポスドク」はあまり良い意味では捉えられていません。

日本では「博士号を取ったにも関わらず職につけない人」、「非正規として働いている不安定な立場である」といったようにマイナスなイメージで捉えられてしまっている場合が多いのです。

また、マイナスの印象があるだけでなく、実際に給与も低い・待遇が良くないなど厳しい現状でもあります。

そのような状態で、企業に就職することも大学教員として働くこともできずに、ポスドクのまま年齢を重ねていくという研究員が増加しているのです。

現在の日本国内のポスドクの数は約16,000人、ポスドクの平均年齢は約34歳と言われています。

ポスドク 転職

参考:ポストドクター等の雇用・進路に関する調査

「年齢が上がっていくと転職の難易度もどんどん上がっていく」ということがポスドクから抜け出せない主な理由でしょう。

このような状況が「ポスドク問題」と呼ばれており、社会的にも問題となっているのです。

日本国内のポスドクの現状

では、日本国内のポスドクの現状はどのようなものなのでしょうか?

待遇・労働状況・将来性に分けて解説をしていきます。

ポスドクの待遇

まずは、ポスドクの待遇について解説をしていきます。

結論から言うと、ポスドクの待遇は良くないと言えるでしょう。

ポスドクの待遇が良くない理由として平均月収の低さが挙げられます。

ポスドクの方の平均月収は約30.6万円と言われています。一見この金額を見ると、給与は悪くないように見えますが、この調査対象となった方たちの平均年齢は30歳以上であるということを忘れてはいけません。

30代の平均月給で30万円というのは決して高くはない金額でしょう。特に5年、6年間の大学院生活で得られなかった年収のことなどを考慮した場合、努力に見合わない金額であることは否定できません。

また、ポスドクの方の社会保険の加入率もかなり低いということを認識する必要があります。

社会保険の加入率は、約66%だということがデータからわかります。

ポスドク 転職

参考:ポストドクター等の雇用・進路に関する調査

全体の3分の1のポスドクの方が、社会保険にも入っていないというのが現状です。

このようにポスドクという不安定な状況そのものに満足をしていない方が多いようです。

ポスドクの労働状況

次にポスドクの労働状況を紹介します。

こちらも少し古いデータですが、「ポスドクを継続したのか、他の職種に変更したのか」を統計したデータとなります。

ポスドク 転職

参考:ポストドクター等の雇用・進路に関する調査

データを見ると、ポスドクを継続している人の割合は全体の77%であることがわかりました。

一方、ポスドクから職種変更した人の割合はわずか13%でした。

このような結果から、ポスドクの方はかなりの割合で「ポスドクを継続している、ポスドクから抜け出せない」ということがわかります。

かなり深刻な問題と言えるでしょう。

ポスドクの将来性

最近になり、国もポスドク問題を解決しようという動きが強まっています。

2016年度から文部科学省は「卓越研究員制度」という制度をスタートしました。ポスドクの中から優秀な人材を「卓越研究員」として毎年150人程度選び、企業や研究機関とのマッチングを行います。

卓越研究員として受け入れられた研究者は、任期なしの安定したポストに就くことができ、安定した状態で研究機関・企業で働くことができます。

このような政策により、ポスドクの雇用の安定化につながると期待されています。

ただ、卓越研究員として受け入れられる人数は150人と限られていて、卓越研究員に受かるには相当優秀でないと難しい状況です。

国が対策に乗り出したものの、まだ対策は十分とは言えず、ポスドクの将来性は依然として厳しいものであると言えるでしょう。

今後また新たなポスドク問題への対策が出てくるとも考えられますが、行き先は不透明であり、将来を不安視するポスドクの方も多いです。

ポスドクの現状を改善するには転職という選択肢も

ここまででポスドクの現状はかなり厳しいとおわかりいただけたと思います。

では、ポスドクのこの厳しい現状を改善するためにはどうしたらいいのでしょうか?

おすすめな方法としては、一般企業に転職をする選択肢も考えることです。

ポストドクターのままであれば、非正規雇用として大学や研究機関で任期的に働くことになりますが、社会的に安定していません。また、ポスドクを数年続けたところで大学や研究機関での職にありつけるかどうかも定かではありません。

一方で企業に就職をすれば

  • 専門性を活かせば、かなりの高収入も期待できる
  • 安定した正規雇用を得られる

というメリットが存在します。
それぞれのメリットについてはこの後詳しく解説していきます。

人によって将来やりたいことや目標があるでしょう。

もし将来のキャリアプランが明確であればその道に進むべきですが、「将来が不安で不確定だ」「このままポストドクターとして働き続けても成功できるかわからない」といった場合には、民間企業への転職も考えることが重要です。

専門性を活かして高収入も期待できる

ポスドクの方が専門性を活かして企業で働くことによって、他の転職者と違って高収入も期待できます。

特に大学院時代に学んだ知識をアピールすることができれば、年収アップは容易に可能でしょう。

実際に博士号取得という実績はかなりのメリットです。学問の知識を仕事に転用できれば年収アップの可能性は高まります。

安定した正規雇用を得られる

一般の民間企業、もしくは公的企業に転職することができれば、ポスドクの頃と比べて安定感が増します。

正規雇用に入ることとなり社会的な信頼も向上するため、ローンが組みやすくなったり審査が通りやすくなるというメリットもあります。

また、ポスドクの立場では毎回契約の更新などを気にする必要がありました。しかし正規雇用に入れば終身雇用まで安定して仕事を続けることができるでしょう。

ポスドクから転職するにはエージェントを利用するべき

転職をする場合には、転職エージェントを活用するということが鉄則です。

特にポスドクの方の転職は、他の方と比べてもかなり特殊な部類に当たります。そのため、転職のプロに話を聞いてもらい、アドバイスをしてもらうことが一番手っ取り早い方法でしょう。

また、転職エージェントにサポートしてもらうことで、企業と転職者のミスマッチを減らすことも可能です。新しい企業に就職できたはいいものの、いざ働いてみたら自分のイメージと全然違ったなんてこともよくあります。

そのような事態を防ぐためにも、複数の転職エージェントを併用することをおすすめします。

次の章でポスドクの方におすすめな転職エージェントを紹介していきますので、ぜひ複数の転職エージェントに登録してみてください。

ポスドクからの転職におすすめな転職エージェント

ここからは、ポスドクからの転職を目指す方が利用するべき転職エージェントについてご紹介します。

1つだけではなく、複数の転職エージェントに登録することでより多くの情報を得ることができますので、併用することもおすすめです。

おすすめ6社を抜粋して紹介していますので、是非登録してみてください。

1.リクルートエージェント


リクルートエージェント

おすすめ度:
公式サイト: https://www.r-agent.com/

転職エージェントで人気がある、リクルートエージェントです。

リクルートエージェントの最大の強みは業界トップクラスの求人数を保有し、転職支援実績が豊富な点。

求人業界トップのリクルートが運営していますので、登録者が多く、非公開求人もトップクラスの多さの転職エージェントです。
「他の転職エージェントにはない求人があった」「さまざまな職種の求人があるので選択肢が広がった」「年齢や職歴の面で転職活動に難しさを感じていたが、求人数が多いのでたくさんの企業に挑戦することができた」などの口コミがありました。
ただ、アドバイザーのサポートは少しドライな印象を受けたという口コミも多かったので、サポートが充実した他のサービスとの併用という形をおすすめします。

求人数 890,245件
※2024年11月5日時点
非公開求人数 401,240件
※2024年11月5日時点
口コミアイコン
40代女性(事務 / 年収300万円台)
リクルートは大手だけあって求人の会社数はとても多く、毎日求人が多数きていました。
ネットでの利用申し込みはスムーズですぐにエージェントとの面談が設定されました。その場ですぐに20社以上の求人を紹介いただき、転職先選択の視野が広がりました。
転職活動をしていく中で求人数が多く毎日求人の案内が来ることは安心感にもつながりました。

2.doda


doda

おすすめ度:
公式サイト: https://doda.jp/

転職サイトでも有名なdoda(デューダ)。人材大手のパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営しており、業界トップクラスの転職エージェントです。

求人の量・質ともに満足度の高いのが特徴で首都圏だけでなく地方にも対応しています。
求人数は非公開求人を含むと10万件以上です!
とにかく求人が豊富なので高齢での転職や他の転職エージェントでは断られるような場合でもdodaでは対応してくれたとの口コミもありました。

他の転職エージェントサービスとの比較のためにもまずは登録して求人を見てみることをおすすめします。
※サイト登録をしたあとに、エージェント登録がありますので、しっかりとサポートまで受けられるようにエージェントの登録までするように注意しましょう。

公開求人数 79,000件(2022年1月時点)
非公開求人数 54,000件(2022年1月時点)
口コミアイコン
30代男性(営業 / 年収350万円台)
dodaさんは派遣社員として働いていた私をなんとか正社員として就職させてあげようと、懸命にアドバイスや丁寧なサポートをしてくれました。
履歴書や職務経歴書も簡潔明瞭に自分の強みを最大限に伝えられる内容を一緒に考えてくれました。
求職中は不安なことも多かったので、丁寧にサポートいただけて、かなり心強い存在となりました。

3.マイナビエージェント

※マイナビのプロモーションを含みます

マイナビエージェント

おすすめ度:
公式サイト: https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェントは新卒の就職で圧倒的知名度を誇るマイナビが運営する、最近伸びてきている転職エージェントです。
20代・30代からの信頼は絶大で特にサポート体制に満足できたという口コミが多くあります。新卒採用で培ってきた学生さんをサポートするノウハウが活かされた提案力には高い評価が得られました。

未公開求人も新卒採用の企業とのつながりを活かし、マイナビエージェントならではのものが多数あります。

公開求人数 20,000件(2022年1月時点)
非公開求人数 22,000件(2022年1月時点)
口コミアイコン
20代女性(広報 / 年収400万円台)
新卒のときの記憶から仕事探しといえばマイナビ!というイメージがあったので登録しました。
やはり新卒の支援ノウハウのあるマイナビさんだからか細かいところのサポートが手厚く安心できました。
丁寧にカウンセリングをしてくださって、自分じゃ思いつかなかった選択肢も提案していただけました!

4.JACリクルートメント


JACリクルートメント

おすすめ度:
公式サイト: http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントは外資系企業や国内大手企業などハイクラス、グローバル求人に強みがある転職エージェントです。
企業ごとに担当者がいるため、企業文化や風土、事業戦略までも把握しており、リアルな情報を聞くこともできます。中には他にはないレベルの高待遇な案件もあり、求人の質は非常に評価が高いです。
管理職や専門職のハイクラス転職を考えている方にはピッタリの転職エージェントです。

公開求人数 3,300件(2022年1月時点)
非公開求人数 非公開(2022年1月時点)
口コミアイコン
30代女性(営業 / 年収600万円台)
求人の質は他社と比較しても良いです。
JACリクルートメントの制度上、企業担当者が直接応募者を探すので、複数の担当者がこちらの希望条件から興味を持ちそうな求人を紹介してくれます。
私は最終的に4人の担当者とやりとりしました。紹介してくれる担当者も書類が通過しそうな人に声をかけているようなので、高い確率で面接まで進めます。

5.Spring転職エージェント


Spring転職エージェント

おすすめ度:
公式サイト: https://www.springjapan.com/

Spring転職エージェントは、世界60か国に拠点を持ち人財サービスのグローバルリーダーである、アデコの転職支援サービスです。業界・職別にチームを編成しているため、転職者専門分野に精通した担当者から的確なアドバイスがもらえます。
国内有数の大手企業、外資、グローバル企業や、優良中堅企業など幅広い企業のご紹介も可能。求人数が多いことも魅力です。

公開求人数 51,770件(2022年1月時点)
非公開求人数 33,181件(2022年1月時点)
口コミアイコン
20代女性(コンサル / 年収500万円台)
結果的にはSpring転職から内定はしませんでしたが、経験値としては得るものが多かったです。
学生からでなく社会人からの転職ということでしたので武器になるものが違うのだと担当者から説明があり数回で非常に成長できたと思います。
もちろん求人の質は高いですが競争率が高い企業が多いのでSpring転職ではまず学習という観点から登録してみるのも良いかと思います。

6.パソナキャリア


パソナキャリア

おすすめ度:
公式サイト: https://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアは大手の中でも特にキャリアコンサルタントを得意としています。サポートの手厚さやフォロー体制に表れる親身な対応が評判の転職エージェントです。
人材派遣領域で業界トップクラスの「パソナ」が運営しているため、そこでの取引実績を活かした他にはない求人があります。「利益よりも社会貢献」を重要視する社風のため、転職者への親身なサポートに注力しており、個々に合わせたキャリアコンサルタントが実現されています。

書類添削や面接対策も丁寧との評判も多いので、親身なサポートを受けたい方におすすめな転職エージェントです。

公開求人数 39,500件(2022年1月時点)
非公開求人数 非公開(2022年1月時点)
口コミアイコン
20代女性(マーケティング / 年収500万円台)
キャリアアドバイザーが現実的なキャリアプランを提示してくれたことが印象に残っています。
現在だけでなく数年後にさらなるステップアップを目指した転職を考えることができる転職活動のアドバイスをいただけました。
最初は紹介された求人が少なく、不安を感じましたが、最終的には自分に合った求人を吟味していただいたうえでの提案でしたので大変感謝しています。

転職エージェント利用の流れ

エージェント型転職サイト

1.転職サイトの登録ページから登録

各転職サイトの公式ページから登録します。登録完了メールも確認しておきましょう。

2.キャリアカウンセリングの日程調整(電話もしくはメール)

登録後、数日以内に連絡があります。
10分ほどの簡単なヒアリングですが、明確な希望条件がある場合にはここできちんと確認しておきましょう。
忙しい方や遠方の方はオンラインでの面談や電話面談が可能かどうか確認しておくと良いでしょう。

3.担当者によるキャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングはエージェントのオフィスに訪問する場合や指定の場所にきてもらう、電話のみで対応などの方法があります。
初回の面談では下記のような内容について聞かれるので考えておきましょう。

  • 現在の転職市場についてレクチャー
  • ご自身のキャリアの棚卸
  • 転職理由のヒアリング
  • 転職するうえでのご希望条件の整理
  • ご自身の強みの棚卸

4.求人を紹介してもらう

キャリアカウンセリングの内容をもとに 担当者があなたに合った求人を紹介してくれます。
もちろんサイト内で気になる求人があった場合は自分からエージェントに相談することも可能です。

5.書類選考の対策などサポートしてもらう

気に入った求人があれば職務経歴書や履歴書の準備をします。
作成から添削までエージェントにアドバイスをもらうこともできます。

転職未経験の方はサポートのしっかりした転職エージェントに登録しておきましょう。

書類選考には通常一週間程度かかり、選考結果も転職エージェントから知らされます。

6.面接対策を受ける

書類選考通過後の面接日程調整もエージェントが代行してくれます。

面接に不安のある方、転職未経験の方はしっかり面接対策も受けておくと良いでしょう。
面接に同行してくれる転職エージェントもあります。事前に自分にあっている転職エージェントを探しておきましょう。

7.内定と退職手続きのサポート

内定の連絡もエージェントから知らされます。
内定後はエージェントが「年収の交渉」「入社までのスケジュール調整」「退職までの手続きサポート」なども行ってくれます。

サイト型転職サイト

1.転職サイトの登録ページから登録する

各転職サイトの公式ページから登録します。
同じ会社内でもエージェントや派遣登録などのページがあるので注意しましょう。

2.サイト内で求人を探す

職種や勤務地、希望の年収など様々な条件から求人を探します。
1つのサイトの情報ではなく、複数のサイトを併用することをおすすめします。

3.エントリーする

自分の希望にあっていると思った企業があれば自分で応募します。
サイト内から応募できます。

4.面接

エントリー後、サイトに登録した情報などから選考が始まります。
面接に進んだ場合は企業から連絡があります。

5.内定

無事面接が終わったら企業からの連絡を待ちます。

内定後は転職サイトを通さず、直接企業とやり取りをする形になります。

ポスドクの主な転職先

ポスドク(ポストドクター)の転職先として、どのような場所が多いのでしょうか?

ポスドクの主な転職先として以下の職場が多いです。

ポスドクの主な転職先
・大学職員:63.1%

・公的研究機関の研究開発職:8.1%

・民間企業の研究開発職:6.1%

・研究補助者:11.3%

・非研究開発職:11.4%

参考:ポストドクター等の雇用・進路に関する調査

上記の結果が主なポスドクの転職先の内訳となります。

このデータを見る限り、ポスドクの方が大学職員になる割合は約60%となっています。

ポスドクの方は必ずしも大学職員として働くのではなく、他の民間企業などで働く方も多く存在することがわかると思います。
公的の研究機関の研究職に進む割合は8%、民間企業の研究職に進む人の割合は6%と、数は少なくとも公的機関や民間企業へ進む方もいるようです。

ポスドクの転職者が活かせるスキル

この章では、ポスドクの転職者の方が活かせるスキルをいくつかご紹介していきます。

専門的な分野を研究してきた分、周りの転職者と比べて、かなりの知識を有していることは確かです。
そして、企業の研究職への転職、または他の職種へ転職するにあたって、自分のスキルを上手くアピールすることはかなり重要となります。

以下のようなスキルを面接などでアピールしていくことができると、転職に成功できる可能性が高まります。

英語スキル

ポスドクの方の活かせるスキルとして、英語スキルが挙げられます。

大学院時代に海外の文献・資料などを読む機会があった方は、必然と英語スキルは高まっているはずです。

英語スキルは、今後グローバル化が進むにつれてビジネスマンには必須のスキルとなってくることでしょう。英語ができるだけで、個人の市場価値はかなり高まるはずです。

特に海外の文献を読解するスキルや海外の方とコミュニケーションする能力は、様々な企業で評価されるでしょう。例えば、製薬会社の研究職などは英語の文献を読む機会が多いため、英語ができる人材はかなり重宝されるでしょう。

このように英語が読める・話せることによって転職にかなりのメリットが生まれるので、英語スキルがある方はアピールすることが大切です。

論理的思考スキル

また、ポスドクの方が活かせるスキルとして論理的思考スキルが挙げられます。大学院時代の研究で培われた考える力は、当然仕事にも活かすことができます。

この論理的思考力は様々な分野に応用することもできるため、どの分野でも活躍することが可能です。

社会人の方でも意外とこの論理的思考ができていない方は多いです。そのような人たちと差別化をすることができれば、キャリアアップや昇格もスムーズに進みやすいでしょう。

研究の専門分野

これは当然のことですが、自分が学んできた専門の研究分野はそのまま社会スキルとして役に立ちます。

例えば、あなたが化学系を専門として学んでいたとすれば、そのままの知識を製薬会社の研究などに活かすことが可能です。博士号を持った専門の人材というのは貴重ですので、いかに企業にアピールできるかがポイントとなります。

上手く企業にアピールするコツとして「自分がどういった側面で企業に貢献できるかを考える」ということが重要です。よく失敗する転職者は、「いかに自分はすごいか」をアピールしてしまう傾向にあります。例えば「どのような賞を取ったことがある」や「自分はこんなにすごい研究をしてきた」というようなことです。

しかし、それでは面接官の心を動かせないのが事実です。自分のアピールもある程度は必要ですが、「自分が持っている能力がどう企業に貢献できるか」を詳細に話せると良いでしょう。

それができるだけで転職の面接にプラスになります。

ポスドクからの転職|よくある質問

ここではポスドクからの転職を目指す方のよくある質問を紹介していきます。
1. 大学院生に特化した転職エージェントはありますか?
2. 担当者からサポートを手厚くしてもらうにはどうしたらいいですか?
3. 新卒扱いか転職扱いのどちらに分類されますか?
4. 転職する時期はいつがおすすめですか?

1. 大学院生に特化した転職エージェントはありますか?


ございます。大学院生に特化したエージェントはアカリク転職エージェント です。

アカリク転職エージェントは、大学院での経験などを考慮した転職をサポートする大学院生専門の転職エージェントです。

ランキング部分では、総合転職エージェントのランキングをご紹介しましたが、こちらのエージェントも利用してみる価値はあるでしょう。

2. 担当者からサポートを手厚くしてもらうにはどうしたらいいですか?


転職を上手く成功させるためにも、担当者の方と良い関係を築くことは重要となります。

担当の方から手厚いサポートを受けるコツとしては、頻繁に連絡を入れることです。数多くの連絡を入れることによって、担当の方から転職するやる気があると受け取られて、より多くの求人を紹介される可能性が高まります。

できるだけ早く転職活動を済ませたい場合にも、この頻繁に連絡を入れるということをしておくと良いでしょう。

3. 新卒扱いか転職扱いのどちらに分類されますか?


ポスドクの場合は新卒ではなく、転職扱い(既卒扱い)として分類されることになります。

仕事に就いたことがないため、新卒扱いされるイメージがありますが、実際は「既卒」として扱われます。

4. 転職する時期はいつがおすすめですか?


今すぐに転職をしたい場合ではない方は1月もしくは7月をお勧めします。

理由としては、ボーナスをもらってから転職をした方が金銭的に余裕のある転職ができるからです。
また、多くの方がそのような考えを持っているので、1月・7月入職を歓迎する企業が多いようです。

ポスドクからの転職|まとめ

この記事では、ポスドクの方の現状やポスドクから転職をするコツなどをまとめてご紹介しました。

特に、ポスドクの方は一般の転職者と比べるとかなり状況は特殊です。そのため、転職エージェントに相談をして、ご自身のキャリアを決めていくことが無難な方法でもあります。

もし、転職を考えている方や将来に不安のあるポスドクの方は、複数の転職エージェントに登録をしてみてください。

転職エージェント 総合評価 コメント
doda
業界トップクラスの転職エージェント、求人の量・質ともに高い満足度
リクルートエージェント
業界トップクラスの求人数、人材業界大手のリクルートが運営
マイナビAGENT
新卒採用で培ったノウハウを活かしたサポートが評判◎

▶︎横にスクロールできます▶︎

あなたが良い職に就けることを願っています。

都道府県別おすすめ転職エージェント
関東 東京 神奈川 埼玉 千葉 茨城
栃木 群馬
関西 大阪 兵庫 京都 滋賀 三重
奈良 和歌山
中部 愛知 静岡 岐阜 新潟 富山
石川 福井 山梨 長野
北海道
東北
北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島
中国 広島 鳥取 島根 岡山 山口
四国 徳島 香川 愛媛 高知
九州 福岡 佐賀 長崎 大分 熊本
宮崎 鹿児島 沖縄