「うちで直接働かないか?」

派遣で仕事をしていると、派遣先からこのように「引き抜き」の声がかかることがあります。

派遣元から派遣されて働くのではなく、派遣先企業に直接雇用されて働くことを提案されるというわけです。

企業は当然ながら良い人材を採用したいものですし、実力を評価されての引き抜きであれば喜ばしいことでしょう。

しかし、引き抜きだからと言って必ずしも安心してはいけません。直接雇用を受ける前に絶対に注意して確認しなければいけないポイントがあります。




雇用形態が正社員とは限らない!しっかり確認する

まず一番最初に知っておくべきは、引き抜き=正社員とは限らないということです。

引き抜きの提案を受けると「正社員採用だ」と勘違いしてしまう人がたまにいますが、派遣先企業からの引き抜きの場合、ほとんど「契約社員」での雇用であることが実情です。

もちろん正社員雇用の場合もありますが、非常に少数であることは否めません。引き抜きを受けたら、まず雇用形態をしっかりと確認しましょう。

そして、契約社員だった場合は特に条件面をよく確認しておく必要があります。なぜなら、場合によっては今までよりも給料が下がってしまうなどの不利な状況に陥ってしまう可能性があるからです。

その理由は以下で解説していきます。

直接雇用だと給料が下がるかも…

給料

もし正社員ではなく契約社員での雇用だった場合、最初によく確認しなければいけないのは給与面の条件です。

まず前提として、派遣先企業は派遣労働者が受け取っている給料が具体的にいくらになるのかを知らないものです。

設定されている時給はいくらなのか、交通費は受け取っているのかなど、ぼんやりとは分かっていても具体的な額を知ることはありません。

なぜなら、そもそもは派遣において雇用契約を結んでいるのは派遣労働者と派遣元であり、派遣先は雇用主ではないからです。

それが引き抜きによって直接雇用に変わることになるわけですから、今度は企業が提示する条件のもとで雇用契約を結ぶことになります。

すると、同じ職場で働いていくのにも関わらず、給料面の条件が派遣で働いていたときよりも悪くなってしまうことが起きてしまうのです。

企業が引き抜きをする意図を知ろう

企業が派遣労働者を引き抜くのは、派遣社員として働いている従業員の能力を買って囲いたいという意図があるのはもちろんのことです。

ですが、この裏には派遣会社に支払わなければいけない「紹介料」を削減したいという意図が隠されていることも知っておかなければいけません。

企業は単純に派遣労働者が受け取る給与と同じ額を派遣会社に支払っているわけではありません。給与の額に加えて、派遣会社に紹介料を支払っているのが普通で、その割合は派遣労働者の年収の2割~3割と言われています。

少しでも人件費を抑えたい企業としては、派遣労働者を引き抜いて契約社員として雇用してしまえば、この紹介料を削減できるというわけですね。

もし提示された給与の条件面が今までと変わらなかったとしても、企業側からしてみれば紹介料を支払わなくて済むことになりますから、この差は大きいということになります。

契約社員の待遇はあまり良いものではない

契約社員とはいえ、派遣ではなく直接雇用になるわけですから、「待遇は良いはず」と思う人も多いでしょう。「待遇が良くなるなら、少し給料が下がっても契約社員になろうかな…」と考えてしまう人もたくさんいるはずです。

ですが、契約社員はほぼアルバイトやパートと変わらないような待遇だとも一部では言われています。

というのも、契約社員は、

  • 賞与がないことが多い
  • 退職金がないことが多い
  • 契約期間が決められている

などのことが特徴的だからです。確かにこれではパートやアルバイトや派遣社員と条件がほとんど変わりませんね。

また、労働基準法の改正により、契約社員は5年働くと無期雇用への切り替えを申し出ることができるようになりました。

しかし無期雇用への切り替えを煩わしく思う企業は、5年経つ前に契約社員としての雇用契約を打ち切ってしまう場合もあります。

そしてこんな条件下で働いているのにも関わらず、契約社員でも正社員と同じような責任を強いられ、都合のいいように扱われてしまいがちなのも事実なのです。

派遣から直接雇用を目指すなら紹介予定派遣も視野に入れよう

「派遣先で実力を評価されても契約社員でしか入社できないじゃ意味がない」

「せっかくなら正社員として働いてみたい」

将来的に安定した収入を得るために正社員を目指すなら紹介予定派遣制度を利用してみるのもオススメです。

紹介予定派遣とは一定期間(最大6ヶ月)派遣先で働いてみて仕事ができると判断されたら双方合意のもと正社員として働ける制度のことです。

紹介予定派遣のメリット

派遣先・・・正社員として雇用する前に実力を見極められる。

紹介者・・・派遣先の企業が自分に合うか働いてから決られる

紹介予定派遣は上記のように、お互いにとってメリットが多くあります。当然、あなたの人間性や仕事ぶりが評価されないと正社員になることはできませんので、難易度は高くなります。

しかし正社員を目指すなら挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。

こちらでは紹介予定派遣におすすめの派遣会社を紹介しています。

>>【徹底比較】紹介予定派遣おすすめ派遣会社ランキング

条件が合わなければしっかりと断ろう

引き抜きを提案されたからと言って、必ず直接雇用を受け入れなければいけないというわけではありません。

条件を確認したうえで合わないと感じたなら、しっかりと断るようにしましょう。特に正社員を目指したい人が契約社員の雇用を受け入れるのは、あまり現実的ではないと言えます。

そして直接雇用を断ると、残念ながら企業からも派遣契約を打ち切られてしまう可能性が出てくるでしょう。企業も人件費を削減したい意図で引き抜きを提案してきていることが多いため、相手が引き抜きに応じてくれないのであれば契約を打ち切ることに出る場合があるからです。

もし引き抜きの提案を受け、条件が良くないことを理由に断った場合は、派遣担当者などにも相談しながら別の派遣先を探していけると良いでしょう。

まとめ

引き抜きの提案を受けると、確かに最初は「実力を買われた!」と喜んでしまいますよね。

ですが、条件面の確認は必ず怠らないようにしましょう。仕事は変わらないのに、思いがけず収入が下がってしまったり、待遇が悪くなる可能性があります。

自分にとって働く際の譲れない条件はしっかりと持ったうえで、提案を受けるべきか断るべきかはよく考えて判断していけると良いですね。

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