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しかし応募資格の条件や年齢を理由に、転職になかなか踏み切れなかったり、興味が合っても候補から外してしまったりする人が多いのではないでしょうか。
今回は、介護職からの転職を成功させるポイントやおすすめの業種について詳しく紹介します。思い切って働く環境を変えることで、自分の目標や理想を形にできるはずです。
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記事の目次
約6人に1人が介護職を離職
介護労働安定センターが発表した「令和元年度 介護労働実態調査の結果」を見ると、介護職員の離職率は15.4%となっています。
約6人に1人が介護の仕事を辞めているという計算です。離職率は平成29年の16.2%から減少傾向にあり、外国人技能実習制度の改定が大きく影響しています。
制度の改定によって、一定の技能水準と日本語能力を満たせば在留資格「特定技能(特定技能1号・2号)」が認められるようになりました。
在留期間が延長され、ある一定の条件を満たせば日本に永住できる可能性も高くなります。外国人の受け入れ強化は、介護業界の人手不足と離職率の改善につながっているのではないでしょうか。
介護職から異業種へ転職する主な原因
介護職の代表的な転職理由としてランキング上位にあがるのが、「人間関係がうまくいかない」「希望の休みを取れない」などへの不満です。
- 人間関係
- 出産・育児
- 休みが取れない
- 仕事内容と給与が見合わない
1.人間関係
介護職の転職理由で一番多いのが、人間関係によるものです。
介護現場では、施設利用者とその家族、同僚のほか、医師や薬剤師といった多職種と関わりながら仕事を進めていきます。会社勤めよりも人間関係が複雑になりやすくその分、悩みが増えるのではないでしょうか。
2.出産・育児
結婚や出産など、ライフステージの変化がきっかけで退職する女性がも多くいます。
さらに、勤務先によっては夜勤や宿直など不規則な勤務形態がほとんです。多くの施設は人手が足りておらず、一人だけ特別扱いできないという理由から勤務時間の交渉も難しくなります。
仕事と子育ての両立ができず、復帰したくてもできないのが現状です。
3.休みが取れない
2018年の働き方改革関連法によって、従業員は最低でも5日間の有給を取得することが義務化されました。
しかし、人手不足による業務負担で休暇を取得できず、現場は疲弊し精神的に追い込まれていく…というのが現状です。
現在の職場で有給休暇の申請を上司に拒否されたり、無理な残業や夜勤などを強制されたりするのであれば、ブラック企業の可能性があります。
4.仕事内容と給与が見合わない
仕事内容と給与が見合わないというのも介護職ではよく耳にします。
厚生労働省が発表した「平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果」によれば、介護職員(入社2年未満)の平均給与は260,420円となっています。前年同月が232,560円だったのに比べると、わずかですが介護職員の月収は増加傾向にあるようです。
しかし、介護職の給与は全産業平均よりもまだまだ低いといわれています。残業や肉体労働が多く、そのうえ給与も低いとなるとモチベーションは低下する一方です。
介護職から異業種へ転職するタイミングは20代がベスト
介護職に転職するのであれば、20代がベストです。
労働人口減少や人手不足が深刻化している昨今、実績がなくても「入社意欲」「ポテンシャル」を重視した採用を行う企業が増えています。
即戦力採用となる30代は、相応のスキルや経験値を求められることが多く働ける業界や業種が限られるかもしれません。
介護職を辞めるのであれば、できるだけ早く転職活動を行いましょう。年齢が若ければ、行動次第によっては未経験でもチャレンジできる機会も多くなります。
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介護職から異業種へ転職するメリット
「給与が上がる」「休暇を取りやすくなる」といった、介護職から異業種へ転職するメリットを見ていきましょう。
1.給与が上がる
介護職から他の業界・業種へ転職するメリットは、給与が上がることです。
「平成29年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)」では、金融・保険業の年収が467万円となっています。
介護職の平均年収339.4万円と比較すると128万円の差があり、選ぶ業種によっては給与がアップする可能性は高いといえるでしょう。
2.予定に合わせて休みを取れる
温泉に行ったり、アウトドアを楽しんだり、自分の予定に合わせて休みを取りやすくなります。週末だけでなく、GWや夏休み、年末年始と有給休暇をつなげて長期休暇を取得することも可能です。
勤続年数に応じてまとまった休みを取れる「リフレッシュ休暇」、誕生日や結婚記念日などに取得できる「アニバーサリー休暇」など、さまざまな施策を導入する企業が増えています。転職の際は、応募企業の福利厚生もチェックしておきましょう。
3.具体的なライフプランを立てられる
収入が安定し決まった休みを取れるようになると、ライフプランを考える余裕が生まれます。
30歳までに結婚する、40代で郊外に2LDKのマンションを買う、という具合に数十年先のプランを明確にしておきましょう。人生100年時代といわれる今の時代、早い段階から貯蓄しておいた方が老後も安心ですが。
マイホームを建てたい、◯◯歳までに自分の店を持ちたいなど、夢や目標を持つことは仕事を頑張る原動力にもなります。
転職先を決める3つのポイント
転職先候補が複数あるときは、「転職理由」「やりがい」「資格やスキル・経験を活かせる」といった3つのポイントを基準にしましょう。
給与や休日日数といった条件だけで転職先を選ぶと、「やりがいを感じられない」「自分のバリューを発揮できない」など入社後のミスマッチにつながります。
「成長機会が多い」「キャリアに役立つスキルを磨ける」など、やりがいを感じられる瞬間が多いほど働く楽しさや喜びも増えていきます。
とはいえ、仕事は決して嬉しいことばかりではありません。悔しい思いをしたり、課題に直面したり、日々のさまざまな経験が糧となり自身の成長につながっていくものです。
苦しい経験があるからこそ目標を達成したときの喜びが大きく、仕事のやりがいにつながるのではないでしょうか。
理学療法士や調理師、看護師といった資格は、介護現場以外の業種でも役立ちます。
特に管理栄養士免許は、人気の高い国家資格の1つ。保育園や社員食堂の献立作成をはじめ、薬局、食品メーカーなど活躍の場はさまざまです。
異業種でも活かせる資格やスキル、経験値があるだけで、あなたの市場価値は高まり転職活動も有利に進められます。
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介護職からの転職におすすめしたい業種6選
介護職から転職するなら、子どもの寝かしつけや行事の準備を行う「保育補助」、データ入力や書類作成業務がメインの「一般事務」などの業種がおすすめです。
転職を機に、興味のある業界・業種にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
1.軽作業
一人で黙々と作業をしたい方は、倉庫に保管してある荷物を種類別に仕分けしたり、商品を段ボールに梱包したりといった軽作業がおすすめです。軽作業は、年齢や性別に関係なく未経験からでもスタートできます。
軽作業は、営業や販売員のような売上ノルマはありません。ただし現場によっては、ポスティングや運搬など体力が必要な屋外作業もあります。
体力に自信があり、スピードを持って正確に仕事を進められる人に向いています。
2.一般事務
一般事務は、会社の来客対応から従業員の勤怠管理、備品管理・発注まで、縁の下の力持ちとして幅広い業務を行います。勤務先や部署によって担当する業務は異なりますが、特別なスキルや資格は必要ありません。
一般事務は残業が少なく定時に退社でき、仕事とプライベートのバランスをとりやすいのが魅力です。管理表や書類作成が中心となることから、wordやExcel、関数は使えるようにしておきましょう。
3.保育補助
保育補助は、介護職での経験を活かせる業種の1つです。保育士免許を持たない未経験者でも挑戦でき、子どもが好きな人に向いているでしょう。
ただし、保育業界も介護業界同様に深刻な人手不足です。保育補助は、保育士の手が回らない業務サポートが中心となります。担当するクラスやこどもの年齢によっても対応業務が異なり、臨機応変な対応力が必要です。
また保育指同等の責任が重い仕事を任されるケースも多く、モチベーションを維持するのが難しい場合もあります。
4.キャリアコンサルタント
「ミラクス介護」や「カイゴワーカー」など、医療・介護業界に特化した人材紹介サービスのキャリアアドバイザーなら、現場での経験と知見を活かした働けます。
酸いも甘いも噛み分けたあなただからこそ、求職者一人ひとりに対して的確なキャリアアドバイスができるのではないでしょうか。
介護業界の動向や採用市場を熟知したあなたのバリューを最大限に発揮し、信頼されるキャリアコンサルタントを目指してみてください。
5.販売・サービス
人と接するのが好きな方は、アパレルや飲食店など販売・サービス業が良いでしょう。薬剤師やドクターなど、多職種と連携が求められる介護職で培った対人スキルを活かしながら働けます。
ただしかき入れ時であるGWや夏休み、土日は基本的に休みを取ることができません。
特に高校・大学生のアルバイトが多い店舗では、学校のテスト期間中や連休中は人員不足になりがちです。サービス業はまとまった休みを取りづらく、体力的にも負担がかかるという点を心に留めておきましょう。
6.福祉住環境コーディネーター
「福祉環境コーディネーター」は、介護福祉施設や建築・不動産業界でニーズが高まっている民間資格の1つです。
不動産会社や建築業者に手すりの設置やバリアフリーを提案したり、要介護者の家族に介護ベッドの使用方法を教えたり、自立生活をサポートするのが主な業務です。
同資格は、学歴や年齢・性別に関係なく誰でも取得できます。いずれ介護の仕事に戻る際にも役立つため、働きながら資格を取得しておくだけでも良さそうです。
介護職から異業種への転職を成功させるポイント
業種や年齢にもよりますが、介護職からの転職はハードルが高く必ずしも希望通りの求人に出会えるとは限りません。
キャリアを明確にしたり、転職エージェントを利用したりすることで、介護から異業種への転職成功率は高くなります。
1.働きながら転職活動を行う
転職活動は、在職中に行いましょう。職場を辞めてから転職活動をすると、収入源が途絶え金銭面の負担が大きくなります。
さらに、経済面への不安から焦りが生じ「長時間残業を強いられる」「休日出勤は当たり前」などブラック企業を選んでしまう場合もあるでしょう。
また、会社が所有するマンションやアパートに住んでいる人は、指定された期日までに退去しなければなりません。新しい居住地を借りる際にも、まとまった資金が必要となります。
借金地獄に陥らないよう、計画を立ててから退職手続きを行いましょう。
2.年収にこだわりすぎない
年収にこだわり過ぎると、転職活動が長期化するリスクもあります。高い年収を求めるのであれば、対価に匹敵する十分な豊富な実務経験とスキルを持っていることが大前提です。
年収の高い業種に転職したいと思うのは当然ですが、あくまで通過点の1つでありゴールではありません。
高層マンションで暮らしたい、高級ホテルのスパでリラックスしたいなど、年収をあがることで得られるステータスこそが本来目指す姿ではないのでしょうか。
3.転職理由を明確にしておく
転職理由は、目標や理想の姿から逆算して考えてみましょう。軸がブレず、転職先の選定をスムーズに行えます。
「なぜ年収をアップさせたいのか」「なぜ、保育補助に転職したいのか」というように、"なぜ"を突き詰めていくと自分が目指すべき方向が明確になります。
理想と現実のギャップを埋め、成し遂げたい目標を転職で達成させましょう。
4.転職エージェントを利用する
転職活動をはじめる前に行うべきなのが、転職エージェントへの登録です。
採用市場を熟知した経験豊富なアドバイザーが、求職者一人ひとりの希望や適性に合った求人を紹介してくれます。
転職エージェントの中には、担当者が企業の採用担当者や従業員にヒアリングし独自に情報収集を行っていることもあるようです。
募集要項だけではわからない、職場の雰囲気や働くやりがいなど細かな情報を事前に把握できます。専門職から異業種へ転職する際にありがちな、「思っていたのと違った」という入社後のミスマッチも少なく安心です。
求職者は働きながら転職活動をしているため、転職エージェントを利用すれば、円滑に転職活動を進められます。
転職エージェントと転職サイトのメリット・デメリットは、下記の表を参考にしてみてください。
メリット | デメリット | |
転職エージェント | ・非公開求人を多く保有している ・応募書類を添削してもらえる ・待遇面や入社日の交渉などを代行してくれる ・採用市場を熟知したプロのアドバイスを受けられる |
・対面or電話での面談が必要 ・担当者によって対応にバラつきがある ・希望通りの案件を紹介してもらえない可能性もある |
転職サイト | ・採用企業と直接やり取りができ、進捗がわかりやすい ・幅広い業界・業種の企業求人を比較できる |
・応募から企業とのやり取りまで、全て自分で行う ・スケジュール管理が難しい ・書類添削や面接対策といったサポートがない |
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介護職からの転職でおすすめしたい転職エージェント
「未経験で他の仕事に転職できるのだろうか」「挑戦するとしたら、どんな業界・業種であれば可能性があるのだろうか」など、転職の悩みは尽きません。
求職者のキャリアと真剣に向き合ってくれる、おすすめの転職エージェントを紹介します。キャリアアドバイザーと二人三脚で、夢や目標を実現しましょう。
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リクルートエージェントの最大の強みは業界トップクラスの求人数を保有し、転職支援実績も豊富である点。
求人業界トップのリクルートが運営していますので、登録者が多く、非公開求人もトップクラスの多さの転職エージェントです。
「他の転職エージェントにはない求人があった」「さまざまな業種の求人があるので選択肢が広がった」「年齢や職歴の面で転職活動に難しさを感じていたが、求人数が多いのでたくさんの企業に挑戦することができた」などの口コミがありました。
ただ、アドバイザーのサポートは少しドライな印象を受けたという口コミも多かったので、他のサポートが充実したサービスとの併用という形をおすすめします。
2.マイナビエージェント
圧倒的知名度を誇る「マイナビ転職エージェント」は、20代の利用者が多い業界トップクラスの転職エージェントです。
企業エントリーや進捗管理を管理できる専用ページ「Personal Desktop(PDT)」の開設や、面折ノウハウを習得できる「面接力向上セミナー」などサポート体制が万全で、20〜30代から絶大な支持を得ています。
新卒採用で培ってきた学生さんをサポートするノウハウが活かされているようです。未公開求人も新卒採用の企業とのつながりを活かし、マイナビエージェントならではのものが多数あります。
やはり新卒の支援ノウハウのあるマイナビさんだからか細かいところのサポートが手厚く安心できました。丁寧にカウンセリングをしてくださって、自分じゃ思いつかなかった選択肢も提案していただけました!
3.doda
転職サイトでも有名な「doda(デューダ)」。人材大手のパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営しており、業界トップクラスの転職エージェントです。
求人の量・質ともに満足度の高いのが特徴で首都圏だけでなく地方にも対応しています。
とにかく求人が豊富なので高齢での転職や他の転職エージェントでは断られるような場合でもdodaでは案件があった!との口コミもありました。
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4.パソナキャリア
「パソナキャリア」は、大手人材派遣会社パソナが提供している転職サービスです。
同サービスの特徴は、キャリアアドバイザーのサポート体制が万全な点です。採用市場の動向を熟知し高い専門性を持つ専任の担当者が、キャリア相談から面接対策まで手厚くサポートしてくれます。
書類添削のフィードバックも丁寧だと利用者の口コミで評価も高く、親身なサポートを受けたい方におすすめな転職エージェントです。
現在だけでなく数年後にさらなるステップアップを目指した転職を考えることができる転職活動のアドバイスをいただけました。最初は紹介された求人が少なく、不安を感じましたが、最終的には自分に合った求人を吟味していただいたうえでの提案でしたので大変感謝しています。
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首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人に強く、首都圏で転職を考えられている方は利用してみてください。
転職エージェントの上手な活用方法
1.連絡は素早く・こまめに
担当のキャリアアドバイザーへの連絡は、スピーディーに行いましょう。返信が早いと転職意欲が高いと評価され、好条件の非公開求人を優先的に紹介してもらえる可能性があります。
担当者への連絡を後回しにすると、貴重な転職チャンスを逃すかもしれません。常日頃から、素早い返信を心掛けましょう。
連絡をとっていないエージェントがあれば、2週間に1度程度は連絡をしまだ転職活動をしていることを伝えることも大切です。コンスタントに連絡をとることで、新しい求人を紹介してもらえる機会が多くなります。
2.転職時期は「良いところがあればすぐにでも」
リクナビ薬剤師に限らず転職エージェントとの面談で必ず聞かれる代表的な質問のひとつに、「希望の転職時期はいつ頃をお考えでしょうか」というものです。
少し時間をかけて転職活動をしたい方も、「良いところがあればすぐにでも」と伝えましょう。良い求人を、優先的に紹介してもらうためです。
転職意思が強い求職者はエージェントの売上につながりやすいことから、優先して求人を紹介してもらえます。
3.経歴やスキルは正直に伝える
誰でも自分を良く見せたいと思うのは当たり前ですが、学歴や職歴、スキルは正しい情報を伝えましょう。
転職回数が多く理由が曖昧だと「長続きしない人物」というマイナスな印象を相手に与え、内定の合否に響く可能性があります。
外資企業では、リファランスチェック(経歴照会)を行うケースが多いといわれています。提出した情報が嘘だと発覚した場合は内定取り消しはもちろん、経歴詐欺として訴えられるリスクも免れません。
4.希望条件は優先順位をつける・理由を伝える
面談前に、希望条件に優先順位をつけましょう。自分の希望通りの転職先を見つけるには、自分の考えを担当者に共有する必要があります。
「給与」「休日日数」「福利厚生」「駅からの近さ」など、希望条件をリストアップしたら優先順位をつけておきましょう。優先順位をつけられない場合は、担当者と一緒に希望条件を一つひとつ精査し希望に合った求人を見つけましょう。
5.応募はひとつの案件に対して一度だけにする
複数のエージェントから、同じ求人に応募することは原則禁止されています。企業からエージェント側に「◯◯○○様は、他のエージェントから推薦されているため選考できません」というメールが届くことがあるようです。
スケジュール管理ができない人と判断され、選考へ進めなくなったり、エージェントとの信頼関係が崩壊したり、さまざまな悪影響をもたらします。重複応募が原因で面接NGが出た企業へ、再応募することはできません。
6.推薦文は確認させてもらう
転職エージェントが応募時に添える推薦状とは、転職者の強みやスキルなどを応募企業にアピールするものです。
推薦状も採用の合否を決める重要な判断材料であるため、事前にどんな内容なのかを確認しておきましょう。
担当者によっては、職務経歴書の内容をそのまま書いているケースもゼロではありません。「お話した内容と相違がないように確認しておきたい」「自分が周囲からどのように評価されているのか知りたい」などと伝えてください。
介護職からの転職でよくある疑問
Q1.未経験の職場への転職は難しいですか?
Q2.在職中でも登録できますか?
Q3.転職回数が多いと選考に影響しますか?
Q4.いずれまた介護職に戻ることは可能ですか?
Q1.未経験の職場への転職は難しいですか?
20〜30代前半であれば、未経験でも転職できるチャンスは十分にあります。
ただし、30代後半を過ぎると専門職から異業種への転職は簡単ではありません。業種にこだわらないのであれば、製造業や販売・サービス業など、未経験からでもスタートできる可能性があります。
Q2.在職中でも転職エージェントに登録できますか?
在職中でも、転職エージェントへの登録は可能です。
経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが、求人紹介から入社日の調整まですべて代わりに行います。求職者は余計な心配をすることなく、安心して仕事に集中できます。
Q3.転職回数が多いと選考に影響しますか?
転職回数が多いことが原因で、不採用になるとは限りません。転職理由と志望動機を明確にしておけば、マイナス評価につながる心配はありません。
Q4.いずれまた介護職に戻ることは可能ですか?
はい、可能です。
介護職は食事や入浴介助など体力仕事が多く足腰に負担がかかります。介護職に戻ることを検討しているのであれば、若いうちに復帰した方が良いでしょう。
介護職からの転職 まとめ
今回は、介護職から転職する際の企業選びのポイントやおすすめの業種などをまとめて紹介しました。
介護とは全く関係のない別の仕事に転職することで、やりたいことを見つけられたり新しい目標ができたりすることもあります。
劣悪な環境で、無理して働き続ける必要はありません。思い切って一歩を踏み出してみてはどうでしょうか?
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