『派遣の働き方の種類~常用型と登録型派遣の違いについて解説』
派遣先企業からいえば、社員教育をして育成していく正社員とは違い、すでに完成された専門性の高い優秀な人材を派遣元に依頼します。
つまり、就業中にミスが多い、企業のニーズに答えられない、などが続くと、
「このようなことでは、うちとしても困るので…。」
と派遣契約を切られてしまうことも。
ここでは、派遣契約を切られる人の特徴や、万が一切られた後の対処法について、詳しく解説していきます。
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記事の目次
派遣切りとは?
派遣契約の途中で契約を急に打ち切られたり、契約の満了時期に次期の契約に更新されなかったり、などの理由でその職場で働けなくなることを派遣切りといいます。
派遣切りには二種類あり、合理的な理由がある場合を「雇い止め」、不合理な理由の場合を「不当解雇」と呼びます。
派遣社員側から仕事を辞める旨を伝える場合は「契約解除」です。
派遣切りが問題となったのは2008年のリーマンショック時です。
多くの派遣社員が突如派遣切りをされ、大きな社会問題となりました。
そもそも実際に派遣で切られる事ってあるの?
派遣切りは法律で禁止されており、派遣先企業は派遣社員を一方的な理由で契約解除をすることはできません。
ただ、現実的にこれらが守られているかというと、そうでもありません。本当のところはどうなのでしょうか?
投稿サイトの書き込みをみると、
・3ヶ月の更新時期が来ても、更新してもらえず契約終了を言い渡された。
・あなたは悪くありません、企業側の都合なので…。とやんわりと断られた。
・派遣先からいらないと言われれば、派遣スタッフは何も言えない。
などの内容で、実際に派遣切りは起きているようです。
このような書き込みに対し、「他の派遣先を探すしかないよ。」と、いう意見が殆どでした。
それが現在の派遣事情といったところなのでしょうか?では何故そのような派遣切りがおきてしまうのかを見て行きましょう。
派遣切りされる人の特徴は?
派遣切りされる人の特徴で多いのは、下記のような理由です。
- 遅刻や欠勤が多く仕事を安心して任せられない。
- 仕事中に必要なコミュニケーションが取れない。
- 仕事のミスが多く指摘しても改善されない。
- 仕事に対して不真面目な態度が見られる。
派遣社員に限った事では有りませんが、遅刻や欠勤などは会社員として、一番信頼性に欠けるタイプです。
他の業務への悪影響が出る可能性があり、評価も悪くなります。一緒に仕事をするのは難しいとされ、のちのち派遣を切られる可能性も出てきます。
仕事のミスが多い人やコミュニケーションが取れない人も同じく、仕事に対しての能力が低いと判断されやすくなります。
派遣であってもなくても、プロ意識を高く持って、仕事に従事したいものですね。ただ、これらの理由が当てはまるからといって、企業側の一方的な派遣切りが、正当化できるものではありません。
派遣先から「いらない」と言われたらどうする?
派遣切りの記事で多く見られる「派遣先から"いらない"と言われたら、派遣社員は何も言えない…。」という口コミの根本的な理由は、派遣労働のシステムにあります。
- 派遣先は派遣スタッフを依頼するために、派遣会社へ経費を支出している。
- 派遣法により、派遣スタッフに対して指揮命令の権限をもっている。
- 派遣会社にとって派遣先企業は、お店とお客様との関係にあたる。
- 派遣先企業は派遣スタッフとの、「契約更新の有無」の決定権を持っている。
これらの情報を見る限り、1番強い立場であるのは派遣先企業で次いで派遣会社、一番弱い立場であるのが派遣スタッフであす。
即戦力として雇われている優秀な派遣スタッフであっても、派遣先から「いらない」と言われる可能性だってあるんです。
企業のさまざまな都合で、契約満了時に更新が無いことも普通にあります。
「派遣先は派遣スタッフの苦情を尊重しなければならない」こと知っていましたか?
日本としても「安定した雇用」実現すべく、めまぐるしく派遣法が改正されています。
「第四十条の派遣労働者の保護等に関する法律」によれば、
チョットした苦情は派遣元に相談するとしても、耐え難いパワハラなどの苦情があれば、一人で我慢しなくていいという法律です。
このような職場ではいい仕事も出来ません。改善してもらう権利があるのです。
参考:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律
派遣先企業から更新してもらえない?契約切られた?
新しい法改正では、派遣先企業との間で有期雇用として働き過去3回以上の契約更新がある人や、1年を超えて継続勤務している派遣スタッフで派遣先企業の方から契約の更新がない場合、契約の期間満了する30日前までに
「今後、今の契約が期間満了した時点で、あなたとの契約更新はいたしません。」
という、予告をしなければならないと法律で義務付けられています。
派遣先が契約更新をしない理由を明らかにする義務
派遣スタッフが今まできちっと更新されていたのに、急に更新がされなくなり、しかも派遣止めされた理由を知らないと、言う方も多いと聞きます。
でも、理由が知りたいと思うのは当然ですよね。
法律では、自分の派遣契約が更新されない理由を知る権利があり、派遣先は速やかに、その請求に応じなければなりません。
派遣切りをされた今のあなたがやるべきこと!
派遣社員として企業に貢献したにもかかわらず、不当に派遣契約を切られるようなことがあれば、派遣先や派遣元の違法になります。
派遣を切られ、今あなたがやるべきこととしては、
- 未払賃金・退職金やその他の手当をきちんと払ってもらう。
- 今後のためにも、解雇・派遣止めの不当性をはっきりしてもらう。
- 今後も、元の職場で働けるよう環境を整えてもらう。
- 労働問題に強い弁護士さんや、ハローワークに相談する。
などが挙げられます。
労働問題に強いそれらのプロの人達に相談するのも良いでしょうし、ハローワーク、あるいは、「無料個別相談」を行っているようなところがあれば、そちらに相談するのもいいでしょう。
また、気持ちを切り替え、転職のため雇用保険の手続きを取るなど、自分に合った対策を取りましょう。
1日でも早くお仕事を開始できるようにスタッフサービスやテンプスタッフなど大手の派遣会社に登録することをおすすめします。
ハローワークで雇用保険の手続きをする!
雇用保険手当の支給には、条件があり、雇用保険に半年(6ヵ月)以上加入しているのであれば、
- 自己都合で自分から退職~~雇用保険の支給が3ヶ月後になります
- 会社都合で解雇~~3ヶ月待たなくても早く支給されます
派遣契約を切られる人の特徴と切られた後の対処法まとめ
派遣労働者が年々増え、派遣法が次から次と改正され、少しずつではありますが、派遣労働者の待遇も改善されています。
- 派遣切りが起こった場合は、派遣元または派遣先と連携し、派遣労働者側に新たな就業機会を確保すること
- 職を失った派遣労働者が新たな職を探すために費やした、休業手当を支払うこと
などの責任がある事です。
ある意味、派遣で切られることは、誰にでも起こり得ることでもあり、派遣法を知らないと損をすることもあります。
万が一派遣切りが起こったとしても、日頃から、自分はやるべきことはやったと、胸を張って言えるようにしたいですね。
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