フリーターと派遣を比較した場合の大きな違いは、働き方の違いと給料が支給される方法の違いです。同じ非正社員でありながら派遣とアルバイトでは、その特徴に大きな違いがあります。

フリーターは「直接雇用」で、働ける時間だけ働きます。例えば、夜だけ、午前中だけ、土日だけ働くなど、自分のライフスタイルに合わせた、自由な働き方を選択できます。働いた給料は雇用主から支給されます。

一方、派遣は、「有期雇用」で、派遣社員の契約期間は、長く続けても3年までと決められています。派遣会社と契約を結び、その派遣元から他の企業に出向き、その企業に合わせた日時でフルに働きます。働いた給料は派遣元の会社から支給されます。

これらが一番大きな違いかと思います。まだ、他にも沢山違いがありますのでさらに、詳しくみていきましょう。




フリーターとして働く!魅力は何?

フリーターとして働くメリットは、冒頭でも触れた通り、働く時間を自由に選べるということではないでしょうか?例えば、

  • 大学を卒業するまで、勉学とアルバイトを両立し、空いている時間だけ働く。
  • 主婦であれば、午前中に子供が幼稚園に行っている時間だけ働きたい。
  • 習い事や趣味を楽しみたいので、空き時間だけ働きたい。

などの理由からパートやアルバイトを始める人が多いですよね。募集に応募してから、採用までの時間が短く、働きたければ直ぐに働けるという便利さもあります。個人的な意見では有りますが、経験上から、アルバイトはアットホームな環境で働くことができます。

どちらかといえば、周りの先輩やパートの人達と、連携した仕事が多く、職場のチームワークが重んじられます。何かトラブルが起きた場合は、基本的に自分の責任で行動します。給料は働いた会社の雇用主から直接支給され、国民健康保険・国民年金が適応されます。

仕事の自由度を重視するならフリーター

バイトの仕事の方が多く、飲食系やサービス業なら、小規模な商店街のショップから、郊外の大きなアミューズメント施設や、ショッピングモールまで、選び放題です。

また、警備員や家庭教師、犬の散歩など業務内容は多岐にわたります。時間も短時間のアルバイトから、1日フルで働くバイトまで選択肢が広いです。

人によっては掛け持ちで、昼はスーパー、夜は居酒屋といった具合に自分の都合に合わせて働くこともできます。その点では自分で好きな仕事を好きな時間だけ選んで、応募できることから、バイトの方が仕事の自由度は、大きいと言えます。

派遣の働き方!魅力は何?

派遣の場合は、アットホームな雰囲気というよりは、派遣先の上司の指示のもと、正社員に順じた仕事を任され、フルで働きます。フリーターと比較すると仕事内容はシビアですが、その分給料に反映され、贅沢しなければ生活に困ることが無い十分な給料がもらえます。

ただ、正社員との間にはっきりとした差があります。派遣は先ず昇給やボーナス、退職金は見込めません。ただ最近では派遣の法律が改定され、福利厚生に加入することを義務付けられているので、働く環境がよくなり、派遣で働く人も多くなっています。また、健康保険は派遣会社の保険組合になり、年金は厚生年金扱いになります。

 

スキルアップを目指すなら派遣がお勧め?

自分のスキルを磨きたい人は、派遣会社の登録スタッフが無料で利用できる、スキルアップ講座や、優待制度サービスを利用することができます。実戦で役に立つ内容が多く、スキルアップを目指すことで、上司の目に止まり正社員への道も開かれる可能性が出てきます。1例としては、

  • 無料eラーニングL-TEMP
  • テンプオープンカレッジ
  • 提携校…例:ケアマネージャーが目指せる。

などを無料や優待で利用できます。派遣会社を選ぶ際には、こういったスキルアップ講座が、充実している派遣会社を重視するのもありですね。派遣社員はほとんど残業がありませんので、働きながらこのようなスキルを身につけ、スキルアップしたい人や正社員を目指してステップアップしたい人にオススメです。

仕事が見つけやすいのはどっちなの?

自分が希望する仕事が見つかりやすいのは派遣です。なぜなら、フリーターのように、自分で仕事を探す手間が省け、派遣会社に登録さえしておけば、社員さんが仕事を見つけ紹介してくれます。

履歴書等の必用書類は派遣会社が管理していますので、いちいち自分が履歴書を書かなくていいんです。派遣先の企業に顔合わせのため、出向く際にも、派遣元の社員が同行しフォローしてくれます。また、派遣先で何かトラブルが起きた場合には、派遣元会社が全ての責任を負うという決まりになっています。

福利厚生が整っているのはどっちなの?

フリーターの場合は、必要とする特別なスキルがない限り「交通費を出してまで、遠くのバイトを雇わない」と考えられます。契約時の交渉によっても変わってきますが、経費を抑えたいと考えるのは、どこも一緒ですから、なるべく近くのバイト先を選ぶといいですね。

ただ、派遣会社の福利厚生は、大手であればかなり充実していると言えます。場合によっては交渉次第で昇給や交通費、ボーナスなどを支給するところもあります。先ず派遣会社を選ぶ際には、大手の人材派遣会社をお勧めします。

  • フリーター
国民健康保険 有り
国民年金 有り
有休(条件あり) 有り
産休 有り(△)
育休 有り(△)
交通費 有り(△)

 

※△は雇用先の条件によって変わる場合があります。非正規社員でも産休・育休がとれる権利は、労働基準法で定められています。出産の予定がある人は、働く前にしっかり確認しておきましょう。

  • 派遣
社会保険 有り
健康診断 有り
有休 有り(条件有り)
産休 有り(△)
育休 有り(△)
交通費 なし(△)

 

※△は派遣契約の状況によります。派遣は正社員と異なり、有期雇用のため産休・育休には条件があります。派遣元会社が自社の直接雇用に切り替えてくれるケースが多いようでが、出産の予定がある人は、詳しいことを派遣元に確認しておきましょう。

 

結局、フリーターと派遣はどっちがいいの?!

フリーターは、最初からスキルを求められることは少なく、1から面倒を見て教育・育成してもらえるメリットがあります。とはいえ、やはり物覚えが早い、仕事が正確、真面目、整理整頓ができるといったフリーターは、正社員の目に止まり、昇給やステップアップも夢ではないですね。

一方、派遣は、もともと給料がいい分、職場では正社員に準じた仕事を任せられることもあり、結果的にスキルを磨けるメリットがあります。だいぶ前のことですが、自分が結婚式場で3年間派遣をやっていたとき、時間は不規則で大変でしたが、正社員だった友人より、給料が多かったことを覚えています。

いまになって思えば、ブライダルプランナーの仕事は、自分にとって有意義でやりがいのある仕事でした。派遣先でみっちりスキルをしごかれ^^、スキルアップできたことで、別の勤務先ですがブライダルプランナーの正社員として就職でき、とてもラッキーでした。

少し話がそれてしまいましたが、フリーターと派遣はどっちがいいのかといえば、結局は、働き方は人それぞれで、自分のライフスタイルに合った、無理のない働き方ができるか否かが、ポイントといえます。

まとめ

派遣やアルバイト探しは、それぞれのメリット・デメリット、福利厚生などをかんがみて、期間を決めずに長く働きたいならバイト。とにかく期間内でしっかり稼ぎたいなら派遣。と的を絞り、自分のライフスタイルに合わせ、もう一度じっくり考えてみて下さい。給料を優先なのか、長期雇用を重視するのか、自分の条件に合った働き方を見つけることが重要ですね。

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