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・「どのように使えばいいのか、具体的な方法がわからない」
こう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は転職エージェントの上手な使い方を知っているか否かで、転職活動そのものを成功させるかどうかは大きく左右させられるでしょう。
この記事では、転職業界に長年身を置いた筆者が、皆さんの転職活動を成功させるために転職エージェントの使い方やポイント、よくあるQ&Aをまとめました。
これさえ読めば、転職エージェントの使い方をしっかり理解出来るでしょう。
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記事の目次
- 1 転職エージェントとは
- 2 転職エージェントの使い方
- 3 転職エージェントの役割
- 4 成功する転職エージェントの使い方6つのポイント
- 5 個別編|登録~面接時のポイント
- 6 個別編|選考~企業面接のポイント
- 7 失敗しない転職エージェントの選び方
- 8 最新転職エージェントランキング
- 9 転職エージェントの使い方Q&A
- 9.1 Q1.キャリアアドバイザーに話したことは企業にも筒抜けなのでしょうか?
- 9.2 Q2.転職エージェントと人材派遣は何が違うのですか?
- 9.3 Q3.なぜ無料でサービスを受けられるのですか?
- 9.4 Q4.休日は対応していただけないでしょうか?
- 9.5 Q5.今すぐ転職するつもりはないのですが、登録できますか?
- 9.6 Q6.紹介された求人は応募しないことも可能でしょうか?
- 9.7 Q7.キャリアアドバイザーは変更できますか?
- 9.8 Q8.退会はどのようにできますか?
- 9.9 Q9.転職エージェントに登録すると、すぐに求人紹介されますか?
- 9.10 Q10.転職活動に有利な書類の書き方はありますか?
- 9.11 Q11.面談は直接会わないとできないのでしょうか?
- 9.12 Q12.非公開求人とは何ですか?
- 9.13 Q13.申し込んだのに連絡がありません
- 9.14 Q14.申し込めば必ず求人を紹介してくれますか?
- 9.15 Q15.メールの配信を止めてほしいです
- 9.16 Q16.登録したメールアドレスを変更したいです
- 10 まとめ
転職エージェントとは
転職エージェントとは、求職者と求人企業の間に立って、転職の成功を支援するサービスです。
転職活動では、自分に合った企業の探し方や応募書類の作り方、面接での受け答えなど押さえておくべきポイントが山ほどあります。
こうした転職ノウハウを全て自分だけで把握することは困難であり、なにかと不安の多い転職活動を効率的に進めることができなくなってしまいます。
転職エージェントは転職に関するあらゆるサポートをしてくれるサービスなので、求人選びや選考対策など1人で悩む必要がなく、初めて転職活動をする方にはまず利用をおすすめしたいサービスです。
転職活動で絶対に失敗しないためにも、転職エージェントを利用する際の注意点や上手な活用法を知っておく必要があります。
転職エージェントは使い方を誤るとむしろ逆効果になってしまう可能性もあります。
【関連記事】
・転職エージェントとは|利用方法や上手な選び方まで徹底解説
転職エージェントの使い方
転職エージェントの役割についてご理解いただいた次は、転職エージェントの具体的な使い方をご紹介します。
求人への応募の前に担当者と面談して打ち合わせや希望のすり合わせをするなどのステップはありますが、担当者が転職を仲介する以外、通常の応募と大きな変化はありません。安心して利用できます。
1.転職エージェントサービスの登録ページから登録する
各転職エージェントの公式ページから登録します。
※転職サイトや派遣登録サイトなど紛らわしいサービスがいくつかあります。
きちんとサポートも受けられる転職エージェントサービスの登録ページかどうか確認してから登録しましょう。
登録時に個人プロフィールや職務経歴などを具体的に入力しておくと後で話しがスムーズに進みます。
申し込みが完了すると「完了メール」が届くので、確認しておきましょう。
2.キャリアカウンセリングの日程調整(電話もしくはメール)
登録後は数日以内に連絡があります。
連絡の内容はざっくりとした「転職希望時期」「希望する職種や業界」「希望年収」などの確認とキャリアカウンセリング面談の日程調整です。
10分ほどの簡単なヒアリングですが、明確な希望条件がある場合にはここできちんと確認しておきましょう。
3.担当者によるキャリアカウンセリング
キャリアカウンセリングはエージェントのオフィスに訪問する場合や指定の場所にきてもらう、電話のみで対応などの方法があります。
初回の面談では現在のご自身の状況やご希望のヒアリングと転職市場など企業側の状況を整理し、考えをまとめていきます。
主に話題になるのは下記のような内容です。
- 現在の転職市場についてレクチャー
- ご自身のキャリアの棚卸
- 転職理由のヒアリング
- 転職するうえでのご希望条件の整理
- ご自身の強みの棚卸
キャリアカウンセリングではプロの意見をききながら、ご自身の考えを整理できるので、転職活動において次にするべき行動やご自身の強みが分かります。
転職をお考えの方は、まずはキャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
4.求人を紹介してもらう
キャリアカウンセリングの内容をもとに 担当者があなたに合った求人を紹介してくれます。
最初は30件近く紹介されることもあり、思ってもみなかった大手の求人や個性的な魅力のある中小企業、新たに挑戦できそうな職種などさまざまな提案があるかもしれません。
各転職エージェントごとに紹介される求人は異なりますので、比較してみましょう。
【関連記事】
・転職サイトを比較|特徴別の比較一覧でわかりやすく解説
・転職エージェントを比較|一目でわかる業種・職種別比較一覧
担当者と価値観が合わないと、あなたの理想の働き方がきちんと伝わらない恐れがあります。
条件が良くて応募してみたが、面接してみたら会社の雰囲気と全く合わなかった・・・などという無駄を省くためにも、転職会議を活用しましょう。
実際にその企業で働いた経験のある方々の年収、やりがい、スキルアップ、福利厚生、ワークライフバランス、女性の働きやすさなどに関する意見を確認することができますので、あなたの理想と合っているか事前に確認することがおすすめです。
転職回数が増えることはあなたのキャリアを汚すことになりかねません。
入社後にギャップを感じて、すぐに再転職・・・などという失敗を防ぐためにも、求人は口コミサイトでも確認しておきましょう。
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5.書類選考の対策・準備をサポートしてもらう
気に入った求人があれば職務経歴書や履歴書の準備をします。
エージェントサービスのユーザーページにはサンプルもありますので参考にしましょう。
作成から添削までエージェントにアドバイスをもらうこともできます。場合によっては直接面談しながらアドバイスを受けることもできます。
職務経歴書は複数の選考で利用できますので、積極的に意見をもらって、しっかりとご自身をアピールできるものを作り上げましょう。
完成したものはエージェントが推薦文を添えて企業側に提出してくれます。エージェントに推薦文を確認させてもらうことも可能です。
担当のエージェントが熱意をもってしっかりアピールしてくれているかが分かりますので、確認させてもらいましょう。
書類選考には通常一週間程度かかり、選考結果も転職エージェントから知らされます。
6.面接対策を受ける
書類選考通過後の面接日程調整もエージェントが代行してくれます。
模擬面接も可能ですので不安な方はお願いしてみましょう。その他にも面接官のタイプやどのような質問をされる可能性が高いのかなども教えてくれます。
面接の結果もエージェントから知らされます。不採用の場合は理由もヒアリングしてくれるので、次に活かすこともできます。
7.内定と退職手続きのサポート
内定の連絡もエージェントから知らされます。
内定後はエージェントが「年収の交渉」「入社までのスケジュール調整」「退職までの手続きサポート」なども行ってくれます。
どれもあまり経験のない手続きだとおもいますので、エージェントの支援を受けましょう。
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転職エージェントの役割
転職エージェントとは、求職者が抱える様々な悩みを解決するサービスです。
主な転職エージェントの役割は下記のようになっています。
転職エージェントの役割
- 求職者のニーズに合った求人企業の紹介
- 企業に提出する書類の添削
- 面接対策・面接日程調整
- 入社日や条件などの企業との交渉
- アフターサポート
ほとんどの転職エージェントはこれらのサービスを無料で利用することができます。
求人企業の紹介の際には、求職者のこれまでのキャリアをキャリアアドバイザーと一緒に見直し、どのような仕事が向いているか、将来どうなりたいかなどを考えるキャリアの棚卸しを行います。
これに加え、書類作成や面接対策、企業との交渉などはなかなか1人では上手くできない内容なので、転職エージェントを利用してプロのサポートを活用することをおすすめします。
ぶっちゃけ話実際のところ多くの転職エージェントの基本的なサービスは類似しているので、有名な大手転の職エージェントに登録しておけばまず間違いありません。転職エージェントは複数利用が基本なので、サービスを比較するためにもまずは何社か登録してみることをおすすめします。
成功する転職エージェントの使い方6つのポイント
1.連絡は素早く・こまめに
担当のキャリアアドバイザーとの連絡はスピーディーに行うことを意識しましょう。
スピーディーな連絡は転職意欲が高いと判断され、優先的に条件の良い非公開求人が紹介される可能性が高まります。
人気のある条件の良い求人はすぐに募集を締め切ってしまう場合も多いです。
日頃から素早い連絡を心がけることでチャンスを逃さないようにしましょう。
また、転職活動では書類選考の締め切りや面接日時の設定など、企業との段取りをきちんと進めなければならない場面も多いので、連絡が素早いと計画が立てやすかったり、転職エージェントと企業側の両者に好印象をもってもらえます。
複数の転職エージェントを利用していて、あまり連絡をとっていないエージェントがあれば、2週間に1度程度は連絡して、まだ転職活動をしていることを伝えてみましょう。
あまり連絡がないと転職活動を終えたと判断され、新しい求人の紹介があまりされない可能性があるからです。
2.転職時期は「良いところがあればすぐにでも」
転職エージェントとの面談では必ず希望の転職時期を聞かれます。
その場合には少し時間をかけて転職活動をしたい場合にも「良いところがあればすぐにでも」と伝えることをおすすめします。
理由は良い求人を優先的に紹介してもらうためです。
転職エージェントも早期に売上に繋がりやすい、転職への熱意が強い方を優先して対応しています。
そのため、転職時期はまだ考えていない…などと答えてしまうとすぐに転職したい方と比べると優先順位は低くなってしまいます。
また、人気のある良い求人は非公開で応募が終了してしまうことも多いので、優先的に紹介してもらえるようにアピールしましょう。
3.経歴やスキルは正直に伝える
一般的に登録情報ややり取りの内容は情報が残ります。
後から「話が違う‥」などとなってしまうと、虚偽報告をする人物として紹介してもらえる求人が限られてくる場合もあります。
入社後にご自身のスキルに合わない仕事を任されてしまった…などといったことがないようにするためにも、正直に伝えることをおすすめします。
また、経歴や希望条件をまとめておくと、複数の転職エージェントを利用する場合にもスムーズに共有できますし、中身の濃い面談が受けられます。
4.希望条件は優先順位をつけたり、理由を伝える
面談の前には希望条件をリストアップしましょう。
より自分の希望を叶える転職先を見つけるためには、あなたの考えをしっかり担当のキャリアコンサルタントに共有することが重要です。
なぜならキャリアコンサルタントは希望条件をもとにあなたに合った求人を探し、紹介してくれるからです。
あなたの考えがきちんと共有できていないと的外れな求人ばかりを紹介されたり、担当者のあなたのサポートに対する意欲が下がってしまうことがあります。
そのため事前にリストアップし、担当者と一緒に希望条件を一つひとつ精査していくことで、あなたにあった求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
5.応募はひとつの案件に対して一度だけにする
同じ案件には複数のサービスから応募しないように注意しましょう。
さまざまなサービスから同じ案件に複数応募してしまうと、企業側も転職エージェント側も混乱させてしまいます。
また、両者に不信感を与えることにもなりかねませんので、場合によっては選考へ進めなくなったり、その企業に再応募することはもちろん転職エージェントからも良い求人は紹介されなくなってしまうでしょう。
6.推薦文は確認させてもらう
転職エージェントは企業にあなたのことを紹介するときに履歴書・職務経歴書と一緒に、「推薦文」を書いて送っています。
「推薦文」とは転職エージェントが企業にあなたのことを紹介する書類です。
企業側はこの書類も参考にあなたの合否を検討しますので、きちんと確認しておきたいところです。
担当のキャリアアドバイザーによっては職務経歴書をそのまま書いているだけだったりと企業側へのアプローチをしてくれないところもあります。
ですので、「お話した内容と相違がないように確認しておきたい」「客観的にみてどのような評価なのか知りたい」などと伝え、どのような推薦文となっているか確認しておきましょう。
個別編|登録~面接時のポイント
転職エージェントでは登録後に担当者エージェントとの面談があります。
近年オンラインでやることも増えていますが、一般的には直接会って面談を行います。
面談の時間を有意義なものにするために、面談までの準備段階におけるポイントをお伝えします。
面談までの準備ポイント
fa-check-square-o複数エージェントに登録する
fa-check-square-o事前情報を伝える
1. 複数エージェントに登録する
意外に思うかもしれませんが、エージェントは複数登録することをおすすめします。
なるべく情報のブレをなくすことが目的です。
時間が許すようであれば4社、大手エージェントと中小エージェントの2社ずつ登録して話を聞いてみましょう。
自分の合う・合わない転職エージェントがわかるはずです。
理由①: コンサルタントによりアドバイス内容が異なる
もちろんキャリアに正解はなく、年齢や価値観、求人や業界への理解度など、各コンサルタントによって異なるはずです。
複数エージェントの話を同時に聞き比較することで、自分が納得出来るエージェントかどうかを見定めましょう。
大手のエージェントですと担当者の数も多いため、どのようなタイプの担当者に当たるかにより満足度も変わってくるかもしれません。
もしも、担当者が合わない場合は担当変更の依頼をしても問題ありません。
気まずさはあるかもしれせんが、キャリアは今後の人生に関わる大切なことなので、妥協をしてはいけません。
理由②: エージェントにより保有求人が異なる
各転職エージェントにより契約している派遣先企業は異なります。
大手エージェントは圧倒的な求人を保有しているでしょう。
しかし、中小エージェントでもある業界・業種に特化したものもあります。
特化しているからこそ顧客との関係性が深く、他にはない求人を保有している可能性もあります。
2. 事前情報を伝える
面談をするにあたり、自分の情報をしっかりエージェントに伝えることが大切です。
情報不足だと、コンサルタントもあなたの職歴に適した案件の準備ができず、面談が中身のない内容で終わってしまう可能性があるためです。
その状況を防ぐため、以下の2つを実行することをおすすめします。
事前情報① 履歴書・職務経歴書を事前に送付する
いくら登録時に簡易的にWEBでしていたとしても、当日までにコンサルタントの手元に履歴書・職務経歴書があるかないかでは、面談で引き出せる内容が変わってきます。
求人のマッチ度が全く異なるでしょう。
つまり、コンサルタントがアドバイスをする内容も、その場でヒアリングして提案するものと、事前に準備してくるものとでは雲泥の差が出るということです。
面接先が同じ会社でも、営業、事経営企画、経理、人など部署ごとで今後のキャリアパスは異なってきます。
その場ですぐに提案してくれたものが必ずしもあなたに合致しているとは限りません。
しかし、もしあなたの情報が事前にあれば、コンサルタントも熟考したうえで提案をしてくれるでしょう。
もし事前送付が難しい場合は、自身の経歴をポイントだけでも事前に共有しておくようにしましょう。
手段はメールや電話などでも構いません。
・会社名、部署、役職:◯◯株式会社、人事部、グループ長
・業務内容:約8年間、一貫して人事を担当。直近3年間はグループ長として3名のマネジメントを経験。
・保有経験やスキル:新卒採用、新人研修企画・運営、グループマネジメント、人事データの整備
事前情報② 希望を伝える
経歴とともに、自分の希望を伝えることも重要です。
事前アンケートが送られてくるケースも多いので、書ける部分はしっかりと記載し、返送しましょう。
その情報を元に、コンサルタントは希望にあった求人を探し面談に持参してきてくれます。
もしもコンサルタントが持参したものが希望と合わない場合、改めてコンサルタントに以下のことを伝えましょう。
コンサルタントの提案にも影響しますので、関東、関西、東京、大阪または都道府県など大枠でも構いませんので、理由と共に伝えるとよいでしょう。
② 希望年収
希望の年収と、最低ラインの年収を伝えましょう。その際に現在の年収を伝えることもポイントです。
「現状500万円ですが、仕事内容によっては、400万円程度への減少は構いません。」
③ 希望する仕事内容・キャリア
「現職では大きな組織におり、ずっと営業事務をしております。
30歳という節目の歳を前にして、一度自分のキャリアを見直し再構築したいと考え転職を決意しました。
将来的には、事務にとどまらず人事や広報の仕事にも携わりたいと考えております。
そのためには、現時点でどの様な方向性で進路を決めていけばよいのかご相談したいです。」
個別編|選考~企業面接のポイント
転職エージェントに登録・面談をしたら、具体的にお仕事案件を紹介されていくでしょう。
次は、選考~企業面接におけるポイントをご紹介していきます。
選考~企業面接のポイント
fa-check-square-o日程調整を上手にすすめる
fa-check-square-o面接対策をしっかりする
fa-check-square-o面接後には、企業のフィードバックを確認する
fa-check-square-o給与交渉は最終面接後
1. 日程調整を上手にすすめる
面接を進める上で、上手に日程調整することは大変重要です。
内定が出たら、大体一週間程度で入社するかの意思回答をしなければならないのですが、
他の企業の選考状況が上手に進められていないと、判断に困ってしまうケースがあります。
例えば、第一希望のA社が一次面接の段階で、先に第二希望のB社の内定が出てしまった場合。
A社の選考途中にもかかわらず、B社の内定を受け入れるか否かのジャッジを迫られることになってしまいます。
こういった事態を防ぐには、事前にコンサルタントに自分の希望をしっかり伝えておくことです。そのうえで、混同しないよう上手に調整しましょう。
2. 面接対策をしっかりする
エージェントからしっかりと情報を得て、きちんと準備をして面接に臨めば、通過率は高まります。
登録しているエージェントが面接対策をしてくれるところなのかどうかも、エージェントを選ぶ際の大切なポイントになるでしょう。
中小エージェントでは、比較的対面で対策をしてくれるところが多いそうです。
企業の情報に一番詳しいのは、他でもない企業の営業担当だからです。
なお、コンサルタントが勧めてくれるものではないので、こちらから依頼しない限り話す機会はありません。
自らそういった機会を作ることは決して悪い事ではないのです。
3. 面接後には、企業のフィードバックを確認する
面接終了後、面接のフィードバックをお願いするようにしましょう。
コンサルタントと、可能であれば応募企業にもです。もしまた別の面接をすることになった際、参考になるからです。
その際大切なのが、コンサルタント・企業があなたに抱いた「懸念点」に目を向けることです。
例えば残念ながら『不合格』になった場合、なぜその企業はあなたを不合格にしたのでしょうか。それにはきっと、懸念に思う点があったからです。
努力で解決できるものと、解決できないものがありますが、きちんとそれに目を向けることが大切なのです。
努力で解決できることであれば、次回の面接時にはきちんと改善して臨みましょう。
4. 給与交渉は最終面接後
その企業の内定を引き受けるかどうかの判断に重要な「給与」。
転職エージェントは、本人に代わって給与の交渉事も行ってくれます。ベストなタイミングは最終面接〜内定の間です。
内定後、すでに企業の中では稟議申請されるので、その時点での給与交渉は難しいです。
最終面接後、なるべく早めにエージェントに現在の気持ちを伝え、交渉してもらいましょう。
交渉にベストな状態は以下の2つです。
交渉にベストな状態
fa-check-square-o高評価で内定をもらう
fa-check-square-o応募企業の競合から内定をもらう
高評価で内定をもらう
大前提、あなたの評価が高くなければ交渉は望めないでしょう。
内定にも「高評価内定」と「ギリギリ内定」の2つがあります。
交渉力が高いのは、もちろん「高評価内定」の方です。
企業側のあなたに対する評価を、まずコンサルタントに聞いてみるといいかもしれません。
応募企業の競合から内定をもらう
年収を上げてもらうにふさわしい根拠を与えなければなりません。
もし競合企業からの内定を勝ち取れば、あなたに対する競争力が働き、年収を上げてもらいやすくなります。
その際に重要なのは、情報をしっかりと伝えることです。
「A社で◯◯◯万円位のオファーが出そうです。◯◯◯万円で決定頂ければ弊社へ来てもらえるそうなので、許可いただけないでしょうか。」
上記のことを、企業の担当者が明確に上に掛け合えるように作用させることが重要です。
何も情報がないと、エージェントも企業に伝えられません。
失敗しない転職エージェントの選び方
転職エージェントは最近認知度・人気が急上昇しているサービスで、数えきれない企業がエージェントサービスを運営しています。
これだけ多いとなかなか自分に合ったサービスを選ぶのは大変だと思います。
ここからはそんな転職エージェントの失敗しない選び方をご紹介していきます。
おすすめの転職エージェントも紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。
まずは転職エージェントを選ぶ手順を理解しておきましょう。
以下のステップで進めることで効率よく、失敗しない転職エージェント選びができます。
メリット | デメリット | |
総合型 | ・とにかく求人数が多い。 ・業種・職種で限られないので、志望先を迷っているひとにもおすすめ | ・キャリアアドバイザーによっては専門知識があまりない |
特化型 | ・特化しているからこそ他にはない求人がある ・専門知識があるので、業界に特化したアドバイスが受けられる | ・業界や職種が限定されてしまい、求人も絞られる |
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まずは求人数の多い総合型の転職エージェントから1〜2社登録
まずは1〜2社登録して、どのような求人があるのかを確認しながらあなたのご希望と照らし合わせてみてください。
また、幅広い業界・職種の求人があるため、あなたが考えていなかったような求人も見つかり、選択肢が広がるかもしれません。
複数社登録することで転職エージェントごとに比較ができます。求人の量・質だけでなく、サービスの使いやすさ、サポートの充実度や担当との相性も比較し、より良い転職エージェントを選びましょう。
そして、転職サポートへの熱意も大切です。
自分の代わりに企業と交渉してくれる存在のため、熱意を持って伝えてくれるかどうかも見極めると希望の就職先に通りやすくなります。
下記に有名な総合型転職エージェントをご紹介しておきます。
これらは登録しておけばまず間違いない転職エージェントなのでおすすめです。
転職エージェント | 総合評価 | コメント |
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業界トップクラスの転職エージェント、求人の量・質ともに高い満足度 |
リクルートエージェント |
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業界トップクラスの求人数、人材業界大手のリクルートが運営 |
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新卒採用で培ったノウハウを活かしたサポートが評判◎ |
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業界特化型転職エージェントに登録
業界特化型転職エージェントはあなたの希望により近いものを選びましょう。
希望している、もしくは気になっている業界があればとりあえず登録してみましょう。
業界に特化した情報を教えてもらえるため、実際にあなたの希望にあっているかどうか確認することもできます。
求人数が少ないこともありますので、総合型との併用がおすすめです。
合計3社ほど利用しながら比較してみる
総合型の転職エージェントと特化型転職エージェントを合計3社ほど登録をしたあとは各社の求人を確認したり、担当者と面談したり、実際にサービスを利用してみましょう。
求人の検索のしやすさや担当者との連絡の方法、担当者の熱意などあなたと相性が合うのかはっきりとしてくると思います。
大手転職エージェントでも希望条件によっては紹介してもらえない場合もあります。
エージェントごとに非公開求人や独占求人は異なりますので、諦めずにさらにいくつか登録してみてください。
使いやすいサービスについてはそのまま継続利用し、もっと他にも検討してみたいとおもった場合には早めに他の転職エージェントの利用も検討しましょう。
転職エージェントは担当するキャリアアドバイザーの相性や質が最も重要です。
まずは利用してみて、一番良いと思ったところを活用するという心構えで選んでみることをおすすめします。
最新転職エージェントランキング
まずはプロ視点とユーザー視点で「メリット・デメリット」「求人数」「サポート力」を比較して、厳選した総合満足度の高い転職エージェントをランキングでご紹介します。
1.doda
総合評価:★5.0/5.0
転職サイトでも有名なdoda(デューダ)。人材大手のパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営しており、業界トップクラスの転職サイトです。
求人の量・質ともに満足度の高いのが特徴で首都圏だけでなく地方にも対応しています。
とにかく求人が豊富なので高齢での転職や他の転職エージェントでは断られるような場合でもdodaでは案件があった!との口コミもありました。
他の転職エージェントサービスとの比較のためにもまずは登録して求人を見てみることをおすすめします。
※サイト登録をしたあとに、エージェント登録がありますので、しっかりとサポートまで受けられるようにエージェントの登録までするように注意しましょう。
履歴書や職務経歴書も簡潔明瞭に自分の強みを最大限に伝えられる内容を一緒に考えてくれました。
求職中は不安なことも多かったので、丁寧にサポートいただけて、かなり心強い存在となりました。
(出典:公式サイト)
2.リクルートエージェント
リクルートエージェントの最大の強みは業界トップクラスの求人数を保有し、転職支援実績が豊富である点。
求人業界トップのリクルートが運営していますので、登録者が多く、非公開求人もトップクラスの多さの転職サイトです。
「他の転職エージェントにはない求人があった」「さまざまな職種の求人があるので選択肢が広がった」「年齢や職歴の面で転職活動に難しさを感じていたが、求人数が多いのでたくさんの企業に挑戦することができた」などの口コミがありました。
ただ、アドバイザーのサポートは少しドライな印象を受けたという口コミも多かったので、他のサポートが充実したサービスとの併用という形をおすすめします。
ネットでの利用申し込みはスムーズですぐにエージェントとの面談が設定されました。その場ですぐに20社以上の求人を紹介いただき、転職先選択の視野が広がりました。
転職活動をしていく中で求人数が多く毎日求人の案内が来ることは安心感にもつながりました。
(出典:公式サイト)
3.マイナビAGENT
※マイナビのプロモーションを含みます
総合評価:★4.9/5.0
新卒の就職で圧倒的知名度を誇るマイナビが運営する、最近伸びてきている転職サイトです。
20代・30代からの信頼は絶大で特にサポート体制に満足できたという口コミが多くあります。新卒採用で培ってきた学生さんをサポートするノウハウが活かされているようです。
未公開求人も新卒採用の企業とのつながりを活かし、マイナビエージェントならではのものが多数あります。
やはり新卒の支援ノウハウのあるマイナビさんだからか細かいところのサポートが手厚く安心できました。
丁寧にカウンセリングをしてくださって、自分じゃ思いつかなかった選択肢も提案していただけました!
(出典:公式サイト)
4.リクナビNEXT
リクナビNEXTは株式会社リクルートが運営する転職サイト(求人サイト)です。転職者の8割が利用していて、求人の量も膨大です。
さらに、扱っている職種が営業職・販売職・オフィスワーク系・クリエイティブ系・軽作業・医療関連など多岐にわたるため、登録しておくと他で出会えない求人を見つけることができます。
また、転職活動を成功に導いてくれるようなコラムや、自分の強みがわかり自己分析に役立つグッドポイント診断もありますので活用してみてはいかがでしょうか。
(出典:公式サイト)
5.リクルートダイレクトスカウト
リクルートが運営する、ハイキャリア転職を支援するヘッドハンティングサービスです。
待つだけで高収入求人を紹介してもらうことが可能で、コンサルタントを自分で選び相談することができます。また、転職決定年収平均925万円以上とかなり好条件※で、年収800〜2,000万円の求人を多数掲載しているため、さらなるキャリアアップや高年収を狙う方はおすすめです。
その反面転職市場での価値が低いとスムーズな転職ができない可能性もあります。
また、通常の転職エージェントのように応募後のサポートなどはなく、登録後はスカウトを待つだけなので、早く転職活動を進めたい方はいくつかのエージェントに登録しておくことをおすすめします。
※2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
(出典:公式サイト)
転職エージェントの使い方Q&A
ここでは、転職エージェントに関してよくある質問をまとめました。
Q2.転職エージェントと人材派遣は何が違うのですか?
Q3.なぜ無料でサービスを受けられるのですか?
Q4.休日は対応していただけないでしょうか?
Q5.今すぐ転職するつもりはないのですが、登録できますか?
Q6.紹介された求人は応募しないことも可能でしょうか?
Q7.キャリアアドバイザーは変更できますか?
Q8.退会はどのようにできますか?
Q9.転職エージェント登録後、すぐに求人紹介されますか?
Q10.転職活動に有利な書類の書き方はありますか?
Q11.面談は直接会わないとできないのでしょうか?
Q12.非公開求人とは何ですか?
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Q14.申し込めば必ず求人を紹介してくれますか?
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Q1.キャリアアドバイザーに話したことは企業にも筒抜けなのでしょうか?
転職エージェントに話したことがそのまま企業に伝わるわけではありません。
職歴が多かったり、退職理由が話しづらいものだったりするとごまかしてしまいたくなるものですが、なるべく正直に伝えることをおすすめします。
嘘をついたり、その場限りのごまかしをしてしまうと、これまでの経験を整理したときにつじつまが合わなくなってしまう上に、二度とその企業の選考を受けられなくなってしまう可能性もあります。
キャリアアドバイザーは経歴などの少しでも良い見せ方・伝え方も一緒に考えてくれます。
不安なことは気軽に相談してみましょう。
Q2.転職エージェントと人材派遣は何が違うのですか?
人材紹介という単語でも呼ばれる転職エージェントは、しばしば人材派遣と同義にされることがあります。
しかし転職エージェントと人材派遣は異なるサービスなので、その違いをご説明します。
人材派遣は、人材派遣会社が人材を雇用し、一定期間企業に派遣するサービスです。
これに対して転職エージェントは正社員としての雇用を希望される方に、面談、求人紹介、面接対策などの転職サポートを提供するサービスです。
Q3.なぜ無料でサービスを受けられるのですか?
転職エージェントは求人企業からの紹介手数料で運営しているため、求職者からお金をもらう必要がありません。
そのため全てのサービスを無料で受けることができます。
Q4.休日は対応していただけないでしょうか?
在職中の方で平日はお仕事の場合、お仕事終わりや空き時間だけで転職活動をするのはとても大変ですよね。
そんな方のために土日のカウンセリングを行っている転職エージェントもあります。
特に土曜日に対応している転職エージェントは多い印象です。
担当の方の都合や紹介できる求人の状況もあるので、利用する前に確認しておくことをおすすめします。
Q5.今すぐ転職するつもりはないのですが、登録できますか?
可能です。
具体的な転職時期が定まっていない方の登録も受け付けているので、転職を少しでもお考えの方は早めに登録しておきましょう。
早めに登録しておくことで、より多くの求人を紹介してもらえます。
さらに、長くかかわることで強い信頼関係をキャリアアドバイザーと構築できるので、よりマッチ度の高い求人を紹介してもらうことができます。
Q6.紹介された求人は応募しないことも可能でしょうか?
大丈夫です。
転職を考えている段階から相談などしたほうが転職の成功率が高い傾向にあります。
Q7.キャリアアドバイザーは変更できますか?
専任のキャリアアドバイザーの変更をお願いすることも可能です。
職種や業界、地域によっては変更が難しいこともありますが、あまりに合わない場合は変更をお願いしてみるのもいいかもしれません。
転職エージェントによって変更の方法が異なり、変更を受け付けていないサービスもあるので注意してください。
Q8.退会はどのようにできますか?
退会方法はそれぞれの転職エージェントによって異なりますが、基本的には担当のキャリアアドバイザーに電話またはメールで連絡することがほとんどです。
また、専用のお問い合わせページから退会申請をするサービスもありますので、一度ホームページをご覧になることをおすすめします。
Q9.転職エージェントに登録すると、すぐに求人紹介されますか?
求人紹介のタイミングは転職エージェントによって異なりますが、基本的にできるだけ早く求職者の転職を成功させたいと思っているので、すぐに求人紹介される可能性もあります。
しかし、最初に担当の方とコミュニケーションをとる際にあなたの転職に対するスタンスを明確に伝えておけば、それに応じた求人紹介の仕方をしてくれます。
Q10.転職活動に有利な書類の書き方はありますか?
履歴書や職務経歴書などは、面接に進むことができるかが決まる重要な書類です。
もちろん採用担当者が良く見るポイントや選考を突破しやすい書き方が存在します。
もし書類作成に不安があるという方は転職エージェントを利用して添削をしてもらいましょう。
Q11.面談は直接会わないとできないのでしょうか?
転職エージェントによりますが、ほとんどのサービスが電話での面談も受け付けています。
遠方の方でもサポートを受けることができ、面談場所への移動時間などを削減することができます。
しかし、対面での面談に比べて希望条件などの詳細を伝えずらいことや、信頼関係を構築しずらいことがデメリットとして考えられます。
Q12.非公開求人とは何ですか?
非公開求人とは、求人サイトや企業の採用ページなどで一般に公開されていない求人情報のことです。
公には出てこない情報なので、1人だけで転職活動をしている場合は出会うことができません。
こうした非公開求人は、転職エージェントを利用することで紹介してもらうことができます。
Q13.申し込んだのに連絡がありません
登録情報が正しく登録されていない可能性があります。
転職エージェントのお問い合わせページや、電話・メールなどで問い合わせをしてみましょう。
Q14.申し込めば必ず求人を紹介してくれますか?
申し込むことによって必ず求人を紹介してもらえるわけではないことは覚えておきましょう。
希望条件やそれまでの経験によってはマッチする求人が存在しない場合もあるので、求人を紹介してもらうことができません。
Q15.メールの配信を止めてほしいです
受信したメールに、メール配信を停止してほしい方のための案内が記載されている場合があるので確認してみましょう。
そのほかにも、サービスサイトにメール配信停止の手続きページがある場合や、担当者に直接連絡する必要がある場合もあります。
Q16.登録したメールアドレスを変更したいです
メールアドレスの変更は、受信したメールにアドレス変更の案内が記載されていればそれに従いましょう。
特に案内がない場合は、お問い合わせページやメール・電話にて連絡をしてみましょう。
注意するべき点は、お問い合わせをする場合は必ずメールアドレスの変更の前に連絡することです。
変更後に連絡をすると、元のメールアドレスとの照合など余計な手間がかかってしまいます。
まとめ
転職エージェントの基本情報から、失敗しない選び方や上手な使い方のポイントまで、転職エージェントに関する情報を網羅的に紹介してきました。
ここまで説明してきた通り、転職エージェントは転職に関するあらゆるサポートを行ってくれるサービスであり、1人で転職活動をする際に抱えやすい悩みや課題を解決してくれます。
このように、転職エージェントは利用するメリットがとても多いサービスです。
この記事で紹介したポイントを押さえて上手く活用し、人生の大切な分岐点であるあなたの転職を成功させてください。
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